このところ、毎週土曜夜6時30分~BSテレ東開局20周年特別企画「土曜は寅さん!」4Kデジタル修復版を視聴しています。
昨日は1971年の7作目(マドンナ:榊原るみさん)を見ました。
49作目(浅丘ルリ子さん)までは、まだまだ長い道のりです。
昭和の時代に戻ったようで懐かしく見ています。
今日は「スイカズラ(吸葛)科」で、”ウツギ(空木・卯木)”が名につく花木です。前日のウツギ属以外は別の仲間です。
❶「タニウツギ(谷空木)」【タニウツギ属】 ※枝に髄があり空洞なし。
花色は淡紅色あるいは紅色。開花期:5~6月。北海道、本州に自生します。
❷「ニシキウツギ(二色空木)」【タニウツギ属】 ※枝に髄があり空洞なし。
蕾は淡緑色、花冠ははじめ白っぽく、のちに紫紅色になり、外側より内側のほうが色が濃くなる。
花冠は萼より先がなだらかに広がる。開花期:5~6月。
❸「ハコネウツギ(箱根空木)」【タニウツギ属】※枝に髄があり空洞なし。
花色は白から赤に変化します。花冠は萼より先が急角度で広がり、釣り鐘型となります。開花期:5~6月。
中国原産で花色が濃紅色な❹「オオベニウツギ(大紅空木)」【タニウツギ属】
開花期:4~5月。ピンクから白に花色が変化する品種もあります。
❹-1「ワイゲラ ’ナナ・バリエガータ’」 オオベニウツギは、学名の「ワイゲラ」で流通する品種もあり、➍-1もその1つ。
葉の輪郭にくっきりと入る”黄白色の斑”がとてもきれいな品種です。
❹-2「ワイゲラ ’ナナ・プルプレア’」
小さめの低木で、春の紅葉は赤味がかった色になり、その後徐々に緑色になります。
中国原産の➎「ショウキウツギ(鍾馗空木)」(別名:アケボノウツギ(曙空木))【ショウキウツギ属】
ツクバネウツギに似ていますが、萼の下に沢山の毛が生えているので区別できます。羽根も小さい。
➎ 木が花で覆われるほど花つきがよい。咲き始めピンクの花は、咲き進むと白に変化します。
枝が柔らかく、花期は枝垂れるような樹形になる。開花期:4~5月。
➏「ツクバネウツギ(衝羽根空木)」【ツクバネウツギ属】 ※空洞がある。
➏ 開花期:5~6月
➏ 名は花冠が落ちたあとの5枚の萼が羽根つきの”衝羽根(つくばね)”に似ていることに由来。
➐「オオツクバネウツギ(大衝羽根空木)」【ツクバネウツギ属】
開花期は4~5月中旬。➏より花が大きい。
➑「ハナツクバネウツギ(花衝羽根空木)」(別名:アベリア、ハナゾノツクバネウツギ)【ツクバネウツギ属】。※空洞がある。
花冠は筒状の鐘形で先は5裂し、萼片は、5裂したプロペラ状。開花期:6~10月。
❽-1「ハナツクバネウツギ ’エドワード・ゴーチャー’」。花色が薄桃色で萼片が2~3枚
❾「オニツクバネウツギ」【ツクバネウツギ属】 絶滅危惧IA類(CR)
コツクバネウツギの変異種で、全体に白い開出毛が密生。
高知県と愛媛県の一部にだけ自生(絶滅危惧種)。開花期:5~6月。
明日は残りの4科4属を取り上げます。
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