「キチジョウソウ(吉祥草)」(Reineckea carnea)
関東から九州にかけての野山や林の半日陰に生えます。
クサスギカズラ科キチジョウソウ属の常緑多年草です。
足元をよく見ていないと気が付かない地味な花です。
名前は、この植物を植えた家に「吉祥(めでたい兆し)があると花が咲く」という伝説に由来。
草丈は10~30cmくらいで、根茎は地面を這って伸びます。性質は強健、繁殖力は旺盛。
開花期は9~12月で、淡紅紫色の花を穂状に付け、高さ8~12cmになります。
花被片は6枚で反り返る。花は下から上へと咲き上がっていきます。
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