田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、カード収集、旅、日々のあれこれなど。

夏の花16:アメリカフヨウ

2019年08月19日 | 花さんぽ・花めぐり

遠目にもインパクトのある大輪の夏の花「アメリカフヨウ(芙蓉)」別名:クサフヨウ(草芙蓉)

(2018.7.26 :アメリカフヨウ(クサフヨウ)も頁もご覧下さい。)

北アメリカ原産の耐寒性宿根草で、日当たりと湿り気のある土を好みます。

夏の花7:「ハマボウ(浜朴)」、9:「ムクゲ(木槿)」、10:「モミジアオイ(紅葉葵)」もアオイ科の仲間です。

草丈は1m~2mで花径は15~25cmでかなり大きな花が特徴です。あまりにも大きくダイナミックな花なので今一つ人気が高くないようです。「サウザンベル」という花の大きさ30cmに達する巨大輪種(日本で改良)もあるそうです。

朝咲くと夕方にはしぼむ一日花ですが、夏から秋にかけて次々と新しい花を咲かせてくれます。

 

開花期は7~10月。花色は白・桃・赤・白と桃色の覆輪があります。

花弁にほんのりと桃色の覆輪。「ルナシリーズ」or「ディスコ・ベルシリーズ」の品種でしょうか?

蕾もインパクトがあります。冬に地上部が枯れて宿根し、翌春発芽します。

「秩父宮記念公園」(御殿場市)内の茅葺屋根の主屋に通じる園路の両脇に咲いていました。(撮影:2005.8.12)

かつて成田市に存在した「千葉県花植木センター」にもたくさん植えられていました。(撮影:2009.7.25)

 


夏の花15:オニバス

2019年08月18日 | 花さんぽ・花めぐり

一年生の水生植物「オニバス(鬼蓮」(スイレン科)(絶滅危惧種)です。(撮影:2010.8.28)

全体に大きなトゲが生えており、「鬼」の名が付けられています。円形葉の大きさは直径30cmから2m程度と巨大になるそうです。

蕾は鋭く尖り、8月から9月頃に葉を突き破って花茎を伸ばし、

径4cmほどの紫色の花(開放花)を咲かせます。

「北川辺町」はオニバスの自生地で現在の「加須市」です。

余談ですが、「オニバス」に似た植物には、「パラグアイオニバス」と「オオオニバス」があります。

東山動植物園(名古屋市)で「パラグアイ(オオ)オニバス」の葉っぱの上に乗るというイベントがありました。年齢制限はありませんが、体重が30kgまでの人が対象です。(撮影:2006.8.5)

※今年はやっているか不明です。葉の縁が高く反りかえり、葉の裏は淡い緑色になります。

葉の裏側。子供の背丈くらいあります。花は夕方から咲き始め、はじめは白色であるが、翌朝にはピンク色に変化し、直径は約40cmもあるとか。

こちらは浜松フラワーパークの「オオオニバス(大鬼蓮)」(撮影:2006.8.17)

大きな白い花が咲いています。(撮影:2007.12.31(温室))

花は「パラグアイオニバス」と同じで、夕方から咲き始め、初めは白色で、翌朝にはピンク色に変化します。直径は約40cm。

葉の縁が低く、葉の裏は赤茶色になります。1枚の葉の直径は1.5mから2m程にもなります。

こちらは「オオオニバスに乗ってみよう」というイベントを9月16日(祝)までの土、日、祝日にやっています。体重15kg以下の子供限定です。(直径1.2mのものを使用) 怖くて泣きながら乗る子もいるとか。


夏の風物詩:金魚ちょうちんまつり

2019年08月17日 | 日々のあれこれ

明日、新川夏の風物詩「金魚ちょうちんまつり」が開催(桜橋と小江戸橋間)されます。

「新川」は「旧江戸川」と「中川」を結ぶ全長約3Kmの河川です。両岸に桜を植える「新川千本桜計画」が進められています。

今日は、次女宅に来たついでに「新川さくら館」周辺を1時間ほど散歩してきました。明日のまつりでは「邦楽観賞」や「金魚ちょうちん船」の運行もあるそうです。

江戸川区は金魚の日本三大産地の一つです。飾り付けは7/29~9/1まで。18:00~21:00に提灯が点灯されます。

「新川さくら館」お休み処。こちらは和風カフェになっていて名産品なども販売しています。

「土蔵」風に新築された「お休み処」。入口にも「金魚ちょうちん」が飾ってあります。さくらの開花時期は大変賑わうようです。

「多目的ホール」の入口付近には、小学生の「金魚ちょうちん」の作品が飾られています。

色とりどりでユニークです。因みに金魚ちょうちんは山口県柳井市の名産品だそうです。

近くにあったマンホール(下水道(合流))の蓋。都のマンホールの図柄:桜(そめいよしの)、いちょう、ゆりかもめがデザインされています。

快晴で35℃。危険な?暑さの中、モクモクと歩きました。運動不足なのでこんな時でもないと歩きません。

 

真っ青な空と新川に架かっている木造橋の欄干のコントラストが際立ちます。

近くの「古川親水公園」。日陰と水流で少しは涼し気な雰囲気に。

更に上流部の「古川親水公園」。こどもが楽しそうに水遊びしていました。

夏まつりでしょうか?猛暑でさぞかし準備が大変でしょうね!


夏の花14:トレニア

2019年08月17日 | 花さんぽ・花めぐり

スミレ(菫)に似ていて夏に咲くため、和名「ナツスミレ(夏菫)、ハナウリクサ(花瓜草)」の「トレニア・フルニエリ

一般的に流通している「トレニア」(アゼナ科ツルウリクサ属)というとこちらの種類になります。

青色と白色の複色の花「カウアイ(ブルー&ホワイト)」

原産地はインドシナ半島。草丈20~30cmで匍匐性の一年草です。蕾もライトグリーンで綺麗です。

赤みの強い紫色の花「カウアイ(ローズ) 

開花期は4月~11月と長い間咲いています。花色は青、ピンク、紫、白、黄と豊富でカラフル。

黄色と白色の花が魅力の花「カウアイ(レモンドロップ)」

緑色の蕾から、特徴のある可愛らしい花をたくさん咲かせます。葉は比較的小さめで、色は薄緑です。

深い青色の花を咲かせる花「カウアイ(ディープブルー)」

暑さと湿気に強く、夏花壇に最適な花の一つです。直射日光下でも元気に育ってくれます。

 

こちらは多年草の「トレニア・コンカラー」。

斑入り種もあり、柔らかい茎がつる状に地面を覆います。

矮化性(わいかせい)の品種で、青い花をまばらにつけ、夏より秋に多くの花を咲かせます。

 

トレニアとトレニア・コンカラーの交雑種の「カタリーナ」シリーズ。

こちらは淡紫色の花で「スーパートレニア・カタリーナ ’ アイスリバー’」 

草丈は20~30cmで開花期は春から晩秋。明るい半日陰でよく育ちます。  

日本で育種された品種で、トレニアの中でも最も暑さに強い品種。

ブルーリバー」↑

ピンクリバー」↑の3色。リバー(川)のように枝垂れる草姿が特徴とのことです。

 

矮性で花芯が紫色で黄色の花を咲かせる「トレニア’サマーミスト・イエロー’

トレニア’サマーミスト・ピンクホワイト’

トレニア’サマーミスト・ブルー’

 


夏の花13:ヒマワリ

2019年08月16日 | 花さんぽ・花めぐり

代表的な夏の花「ヒマワリ(向日葵)」キク科の一年草。あまりにもポピュラーな花で知らない人は殆どいないでしょう。

柏市の「あけぼの山農業公園」(撮影:2005.730) 2.2haの畑一面に咲いています。

こちらの公園のヒマワリは7月中旬から8月上旬が見頃です。

大きな花輪が特徴的な「ハイブリッド・サンフラワー」という品種です。草丈150cm前後で花径30cmくらいの大輪花が咲きます。

 

ハス池からみたヒマワリ畑。5月に播種すると、大体60~70日後の7月末~8月頭に開花するそうです。

開花初期の頃は、「向日葵(ひまわり)」という名の由来にもなっているように、花が太陽を追って首を回しますが、成長するにつれ東向きに固定されます。

明るいレモンイエローの花が綺麗です。

見慣れたヒマワリの印象と少し違います。’ゴッホのひまわり’という品種でしょうか?

 

額の中のヒマワリは本物です。

P.S 日々のあれこれ「ひまわり満開:柏市」(2018.7.25)でも紹介しています。