田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、カード収集、旅、日々のあれこれなど。

夏の花12:ホテイアオイ

2019年08月15日 | 花さんぽ・花めぐり

猛暑の中、涼しげな花を咲かせる「ホテイアオイ

熱帯地方原産の水生の多年草で、別名「ウォーターヒヤシンス」「ホテイソウ」 原産地は南アメリカ(ブラジル)

ミズアオイ科に属する浮遊植物です。開花期は7月初旬~9月下旬。

花びらは六枚、上に向いた花びらが幅広く、真ん中に黄色の斑紋があり、周りを青紫の模様が囲んでいます。

葉に浮き袋のようにふくれている部分があり、七福神の布袋様のお腹のようであるため「布袋葵(ホテイアオイ)」と呼ばれます。

夏から秋にかけて「薄紫色」の清楚な花を毎日次々と咲かせます。

8月に最盛期を迎え、9月頃まで見ることができます。

写真は、全て加須市の道の駅「童謡のふる里おおとね」の東側に隣接した休耕田(撮影:2010.8.28)と

「加須クリーンセンター」周辺の圃場(撮影:2010.8.28)で撮影したものです。

本種はメダカ飼育で最も普及した水草の一つで、産卵床、隠れ家、水質浄化用として利用されます。

おお!と声をあげてしまうくらい見事な咲きっぷりです。

「ホテイアオイ」の仲間の「ミズアオイ(水葵)」(国産種)

 

 


夏の花11:サルスベリ

2019年08月14日 | 花さんぽ・花めぐり

夏から秋にかけて次々と開花する「サルスベリ(猿滑)」。

「ムクゲ(木槿)」などとともに夏を代表する花木です。

花が長期間咲くため別名「百日紅(ヒャクジツコウ)」と言います。約100日間咲いています。

猿も滑るほど樹皮がすべすべしているので「猿滑(サルスベリ)」と言うそうですが、猿は簡単に登ってしまうとか?

1~2枚目の写真は野田市のお寺にあったかなり立派な木です。

原産地は中国南部。低~中高木の落葉樹で10m位になる木もあるそうです。開花期は7~10月。

花色はピンク、赤、白などで花弁が縮緬(ちりめん)のように縮れています。紫の花もあるとか?

濃いピンクの花

紅白絞りが美しい「夏祭り(ナツマツリ)」 別名:「ペパーミントレース」(品種名)

一番良く見かけるピンク花。青い空に映えます。

ひときわ濃い紅色が特徴の赤花種「カントリーレッド」でしょうか?

白花種

 こちらも「夏祭り」です。打ち上げ花火が開いた時のような印象です。

 


恵みの雨

2019年08月14日 | 昭和の杜で田舎暮らし

11日~1泊2日でBOSOの我が家に草刈りに行って来ました。

兎に角暑い!朝から29℃超えです。このところの炎天下ですっかり地面が乾き、刈払機の刃が土に当たると土煙が酷いので雨後が理想ですが、仕方ありません。

お盆前に道路沿いだけでもきれいにしたいと思い出かけました。この日の昼の気温は約32℃(玄関)

到着すると先ずは「蚊取り線香」を其処彼処に設置し、蚊が家の中に入ってこないように万全の準備をします。

 取り敢えず腹ごしらえにと「旧壽屋本家」に出かけました。(別頁でUP済)戻ると直ぐに草刈の準備。

どうですこのスタイル。真夏日でも草刈の際はこの服装。暑さ3倍増です。作業前から汗まみれです。

先ずは「ほったらかし農園」の様子を確認。ゴーヤが一つだけ生っていました。初収穫です。

 

ピーマンは収穫しないでおくと赤くなるんですね?知らんかった!

大栗も大分大きくなりました。暑さで落果しなければよいのですが。

庭では「ノシラン(熨斗蘭)」(ユリ科の常緑多年草)の花が咲いています。

目立たない花ですが、この時期、「ヤブラン」の花と共に咲きます。

「よし、やるぞ!」と気合を入れて草刈作業スタート。2~3時間でグロッキーです。早々に切り上げてこの日の作業は終了。

翌日、天気予報では「曇り時々晴れ」の予報でしたが、朝方なんと土砂降りの雨。恵みの雨です。

10時頃には雨が止んだので早速、草刈開始。直ぐに炎天下になりましたが、何とか昼までに作業完了。

帰路、あーちゃんがメダカ用の水草を買いたいと言うので農産物直売所に立ち寄りました。入口で「メダカ掬い」をやっていたのでチャレンジしましたが、素早くて掬えません。サービスで5匹ほど頂きました。

 

 

 

 

 

 

 


たまにはいいもんだ!

2019年08月13日 | 日々のあれこれ

先日、「パレット柏」の柏市民ギャラリーで開催(8/7-10)されていた「柏融展」に行って来ました。

柏市に在住する7人の作家の作品展です。

写真撮影OKとのことでしたのでパチパチ撮って来ました。

「遠藤裕」さんの「乙女の祈り」下は八分音符です。

「夏の夜の夢」

「夜明けの歌」

左から「開放された時」(金魚)「シンデレラ」(靴)「月の砂漠」(駱駝)。遠藤さんの作品はユニークなので写真の枚数が多くなってしまいました。

「松本多恵子」さんの醤油アート。重要文化財「旧吉田家住宅」(柏市花野井)

「中津川督章(よしふみ)」さんの木の彫刻。手前は「ほとけさんは蓮の精」、奥は「人間が起き上がった後のくぼみが残る枕」。寝転んでみましたが包み込まれるような感じでした。(左)

「福永明子」さんの日本画。桜の大作。

「岡本真美」さんのアクリル画

左側は「松本多恵子」さんの洋画。右側は「小林大彦(ひろひこ)」さんの洋画。

 「樋口ひろ子」さんのアクリル画

昼は久しぶりに回る寿司を食べてきました。二人で食べたのが10皿なので随分少なくなりました。

 

 


夏の花10:モミジアオイ

2019年08月13日 | 花さんぽ・花めぐり

以前も、私の好きな夏の花は「モミジアオイ」(別名:コウショッキ(紅蜀葵))です。

根元からすくっと立ち上がり、緋色の大きな花を咲かせ、真夏の直射日光にも負けない強さがあるところ好きなところです。

色が鮮やかで、表面に光沢があります。朝開いて夕方には萎んでしまう一日花で短命ですが、花の少ない時期の庭に強烈な印象を与えてくれます。

花茎は15~20cm、草丈は1~2m。

モミジのように深く切れ込んだ葉が特徴です。

同じ科の落葉低木「フヨウ(芙蓉)」(写真)に似ていますが、花弁が離れているところが「フヨウ」と違うところです。

こちらは「スイフヨウ(酔芙蓉)」落葉低木。朝咲き始めの花弁は白いが、夕方にはピンクに変色する八重咲きの変種。色が変わるさまを酔って赤くなることに例えたものです。

どうですこの「モミジアオイ」。花色は緋色のほか、最近では白、ピンクもあるようですが、やはり緋色が一番です。

これは花の先端が丸みを帯びていますが「モミジアオイ」だと思います。

 近年ではアメリカフヨウとの交配種で、花弁の幅の広い「タイタンビカス」などの品種も流通しています。

アメリカフヨウとの交配種?だと思います。

こちらも「アメリカフヨウ」と交配種

 こちらも「アメリカフヨウ」との交配種

「アメリカフヨウ(別名:クサフヨウ(草芙蓉)」(アオイ科)葉の形が違います。花は20cmを越える大きな花です。

こちらも「アメリカフヨウ」