14日から伊豆高原へ出かけてきました。 風薫る5月に4年連続で出かけていますが、いつも晴天に恵まれています。
通称晴れ女と自称する面々、今回は4人が参加しました。
旅行の楽しさは天候にかなり影響されますが、先週までの何日か肌寒く小雨模様だったのがうそのように好転しました。
5/14 (土)
さいたま市から3人、横浜から1人待ち合わせした電車に乗り込み、伊豆高原を目指します。
湘南ライン、東海道線、伊豆急と乗り換えて、城ヶ崎海岸駅に降り立ちました。
今年も元気で参加できたことに感謝しつつ、お互いの近況報告をしたりお喋りしながらなので、あっという間です。
一年振りの城ケ崎海岸駅です。 手荷物はコインロッカーに預けて、身軽になりさあ出発です。
途中のイタリアンレストランでランチをして、大好きな店 「陶八画」にまっしぐら。行きは下り坂なので、足も進みます。
「良かった!」 営業をしている明かりを見て安堵です。 というのは昨年は旅行の最終日に来たら、なんと定休日だったのです。
その時は楽しみに来たので、かなりがっかりでした。
入口をかなり模様替えをしていました。ユニークな陶器たちがずらりとお出迎えしています。 面白いものが沢山あるのよ~
まずとっても楽しい灯りが・・・幾つか並んでいます。
店内には骨董品ともちろん新品の陶器も数々並べられています。
ここではオーナーが焼き物教室を開いている陶芸家の先生なんです。 奥様も陶芸家です。
ですからユニークな個性的な陶器が沢山あるし、よそからも気に入った物を仕入れ置いています。
よく探すと、陶器だけでなく袋物のバッグがあったり、つる製のバッグが飾ってあったりします。
そしてお値段がお手軽に買える物が沢山あり、主婦には嬉しいお値段の交渉にも応じてくれます。
もちろん手が出ない高い物も沢山あります。その中から気に入った物・買えそうな物を探し出す楽しみがあるのです。
そして山野草を沢山育てている奥様が、オープンガーデンをしているのです。
お願いをするとお庭を案内していただけるの。それがもう一つの楽しみで来ています。
陶芸家のお庭だけあって、焼き物が惜しげもなくそこかしこに配置してあります。
去年は見られませんでしたが、今年で3回目来るたびに、とっても広い庭の陶器が増えてきています。
紫陽花の仲間「コアジサイ」(だと思うのですが) 真っ白な繊細な花弁がまるで線香花火のようですね。木陰でひっそり咲いていました。
そして植物の中に埋もれるように、イノシシの親子がいました。 きっとここが気に入っているのでしょう。
なぜか切り株の上には、かばんが置かれてユーモラスな気分になります。
大きな木の幹には、キツツキの仲間「アカゲラ」がいましたよ。紹介しきれない植物と陶器がいっぱいあって面白い所です。
面白い形の山野草「八角連」、葉が八角のような形でそれだけでも面白いのに、真っ赤な花が沢山付いていました。
この花が見られたのはとってもラッキーです。地植えのはもう花が咲き終わっていましたが、鉢植えのがグットタイミングでした。
この寄せ植えの入れ物は、手押しの一輪車です。ゴミ捨て場に捨ててあったそうですが、持ち帰り綺麗に洗って黄色に塗ったそうですよ。
立派なガーデニングの寄せ植え鉢に大変身しました。これはいい拾いものです、アイデア一つで捨てられた物も生きてきますね。
それぞれ買い物を楽しみ、さあ帰りましょう。
重い荷物を持って帰りは上り坂、ようやく駅までたどり着き、預けてあった荷物を取り出して、Mさんの別荘へ。
途中スーパーで食料品のお買いもの、ますます荷物が増えて、そこからもず~っと上り坂。 だから見晴らしがよい住まいなのです。
お疲れ様でした。一息ついてお茶をたてましょうとNさん。「美味しいお抹茶とお菓子を買って来たの」
そうそう昨年お茶のお道具を持ってきて、一揃え置いていったのよね。みんな「嬉しい!!」と期待します。
ところがお茶のお茶碗もなつめも茶さじもあるのに、肝心の茶せんが見つからないの。「えっ?どうして?」
いくら探しても見つからず~なんでなの考えても分からず~「きっと昨年茶せんだけ持ち帰ったのでしょう」とご本人。
何本もあるのに、なぜってご本人が一番納得できない様子。
さて何か茶せんの代用になるものはないかと、みんなで考えるけどいい案が浮かばず。
3本のマドラーで試したり、小さなスプーンで試したり四苦八苦。
こうしてきっと新しいお手前に発展するかも~などと、外野は小うるさく~すみません、なんとか飲みたい一心なのでした。
結果、ちょっと塊が出来たりして、ご本人が一番がっかりでしたが、それなりに美味しく戴きましたよ。
だって最高級の抹茶でしたし、青紅葉入りの涼やかなお菓子もとっても美味しく戴けました。
初日の夕食はお寿司の出前を注文し、ビールで乾杯です。
そして初日のお買いものの品評会です。これが楽しい~
Yさんは4点ゲット、どれも手作りの逸品です。
Nさんもやはり4点でした。こちらも手作りのお洒落なものばかりです。花卉には庭の草花を早速活けてみました。
私は初日は控えめの2点です。着物の大島地に持ち手が、とってもお洒落な(天然石と木のビーズ)バッグです。軽いので旅行用にいいわ。
この壺は先生か奥様の作品で、なんと底がないのです。 底がない鉢です。これが庭に配置するのにいいんですって。
庭に配置して植物を植えておくと、鉢植えに見えますね。でも根っこは地面にのびのび広がることが出来るそうですよ。
あまり大きな物は重たいし高くて買えないので、お手頃のサイズのを試しに買ってみました。これはアイデアですね。
翌々日お会いした陶芸家の方に、この底なし鉢の話をしたら、底がない物は作るのがとても難しいそうです。
技術力がいるということでした。 そうなのねもしかしたらいい買い物をしたかもしれません。
お喋りが付きないけど、温泉に入って翌日の準備です。
明日は下田から「花と陶街道」に行く予定です。 続きはまた~