長~い寒かった冬はさらばか・・・
待ちに待った弥生、3月になりました。
そして昨日は春一番が吹き暖かい一日でした。
もう春はそこまで来ています。
再びめまいが起きてから、ちょっと自信喪失気味です。
耳鼻科の診察では、心配ないとのことでした。
めまいは今後も起こりうると、長く付き合っていくしかないそうです。
この時期お雛様の季節ですね。
我が家では今年は雛人形は省略してしてしまいました。 ごめんなさい
気にはなるけど体力がなくては仕方ないと言い訳です。
一番小さなマイ雛だけ飾りました。
そこで前から一度行こうと思っていた『遠山記念館』のお雛様を見に行ってきました。
我が家から車で40分位。
埼玉県比企郡川島町という所にあります。
10時開館なので、10時過ぎに着くように行くと、平日なので駐車場はガラガラ。
たぶんこのお雛さまの時期、土日は混むのでしょう。
まず門構えの大きさに圧倒されます。
広い日本庭園には何人かの植木職人さんたちが植木の手入れに余念がありません。
白い壁の建物が記念館で、古くから遠山家が所蔵してきた美術品を展示しています。
この季節は江戸時代の大きな享保雛や珍しい明治時代の洋風雛などもあり、雛人形好きには興味深く見せていただきました。
残念ながら撮影禁止でした。
遠山家の表玄関から中に入ります。昭和初期に2年7カ月の長期にわたって建設されたとのことです。
中はとっても広い日本建築ですが、和室の数が数えられないほどでした。
すごいお金持ちと思ったら、日興証券の創業者の遠山元一さんの御自宅でした。
今は記念館として、遠山氏が蒐集した美術品などを一般に広く公開しています。
お庭から見ても立派ですし、お部屋其々に見事な設えがあります。
落ち着いた風格がある床の間、こんなお部屋でお茶したいですね。
広い浴室の檜風呂、今もとても清潔に管理されていました。
内玄関の天井を見上げると、見事なはりが重厚な時代を感じさせます。
楽しみにしていた遠山家所蔵の雛段です。大正時代のお雛様とのこと。
あいにくガラス越しに飾ってあり、ちょっと残念でした。
フラッシュの光が映っていますが、フラッシュなしだと更にガラスが映ってしまい最悪。
まだ技術不足です。他のお客様もいるので、あまりねばれないし・・・
小さい雛飾りは遠山記念館のホームページからお借りしました。
写真をクリックする遠山記念館のHPにリンクします。
こちらの写真もHPよりお借りしました。緑が濃いので初夏あたりかと…
建物が別のように思えますが、中は全部つながっている広いお屋敷です。
やはりリンクさせましたので、写真をクリックしてみてください。
白梅がちょうど見ごろを迎えていました。 春ですね~春の足音が聞こえてきます。
友人から贈られた手作りバッグを持って行ったので、一枚記念に写してもらいました。
遠山邸をゆっくり堪能すると、お昼時になっていました。
このお屋敷がある付近、川島町はこの寒い季節には熱々の「川島呉汁」が美味しいらしい。
是非食べてみたいと思っていました。
春から秋までは「すったて」という郷土料理を、去年の8月にブログでもご紹介しました。
今度は別のお店に行ってみようかと、ナビに設定しました。
目的のお店には大豆をすりつぶした白呉汁と食用竹墨と黒ごまの黒呉汁があるという。
このお店のオリジナルの「黒呉汁」を注文してみました。
黒呉汁の麺は手打ちの田舎そば、かなり太くしっかりとした歯ごたえです。
黒い鍋は熱々に煮えたぎっています。
この中にカモ肉野菜イモ類キノコ類などが煮えている熱々をつけ麺にしていただきます。
すごく具だくさんで美味しい、食べ応えあり満腹状態になってしまいました。
色は黒いのでどうかと思うでしょうけど、食用竹墨と黒ゴマを効かせてありとっても美味しいです。
何よりヘルシー、健康的な食事といえども満腹状態では食べすぎかもしれません・・・
他の店に行くと、また違った川島呉汁が楽しめるようですよ。