花好きグランマの独り言

いつの間にか大好きな季節到来。
控え目な花、地味な花など山野草が大好き。
まるで私のよう? 孫も登場します。

史跡巡り&ウォーキング

2013-11-18 16:35:45 | 日記

11/17 (日)

自治会が主催の地域の史跡巡りをするウォーキングに参加しました。

すぐ最寄りの公園に集合、参加者は62名でした。 多かった~

多くても30名ぐらいかと思っていたのでびっくりでした。 2班に分かれて行動することになりました。

参加メンバーは幼稚園児から80歳位のお年寄りまで、幅広い年齢層でした。

出発前に役員さんから挨拶と注意事項やルール等の確認があり、役員3名の総歩数の平均値をクイズで応募。

 

 

 

 

丁度小春日和の暖かい日で、風は全くなく青空の下を散策すると汗ばむような一日でした。

ベビーカーには赤ちゃんも参加でした。

 

 

 

最初の目的地は「鷲神社」

戴いた資料の古地図や絵図などを確認しながら、現在使われている地名などのゆかりの話を聞いたり~

約300年ほど前の享保年代初期の絵図のコピーをいただきました。

 

創建は中世、太田荘の惣鎮守である鷲宮神社(久喜市)を勧請したことによるものであり、

社殿は安政2年(1855)の建造と伝える総欅の入母屋造りです。

伝説として笛を吹く美女は龍の化身であったと言う民話を聞いたり、笛が入っていた箱が社殿に残されているとか・・・

 

かつて子供の手を引きながら、お祭りにも参加したことがあったのに、こんな立派な社殿だったのかと認識を新たにしました。

 

 

 

鷲神社から「市民の森」へ

市民の森ではちょうど農業祭が開かれていて、とっても賑やかでした。

お弁当が配られて自由行動へ。

一人参加の私はご近所さんと昼食を共にしました。 (夫は上尾マラソンに参加でしたから)

 

 

 

とっても広い市民の森ではイベントあり、地元の野菜や果物の即売会や植木や花の苗が沢山並んで、家族連れで賑わっていました。

花の苗が市価より安いので、私も欲しかったけど午後からも歩くことを考えて断念しました。

花や植物を見るだけでも楽しい~

時間がたっぷりあるので蘭やサボテンの植物園にも入りました。

 

 

さて午後の集合時間になり、再び2班に分かれて行動しました。

見沼代用水に架かる「川島橋」です。

橋の名前にはその付近に昔から住んでいた豪農の個人名がつけられたそうです。

 

 

 

川島橋から見た見沼代用水の流れです。

見沼の縁には船着き場が作られ、交通の手段として活躍したそうです。

大きな屋敷の豪農は船着き場を持っていたのですから、橋の名前が付くのもうなずけることでした。

 

 

 

「浅間神社」は富士講とも呼ばれ、個人が所有していますがお参りは自由に出来ます。

階段を上り社に参拝すると、ありがたいことに富士山に登ったとされるようです。

富士山信仰は今もありますが、実際に富士山に登れない人のために造られた社です。

私もお賽銭を上げてお参りしました~

 

 

 

「神明社」に到着しました。 

昔はかなり広い境内だったそうですが、徐々に宅地化が進んできているそうです。

 

 

 

この神明社の境内には、かつて「土呂の大杉」と呼ばれた樹齢何百年もの老木が立っていたそうです。

樹齢が尽きた老木の大杉、近隣の住民から惜しまれながら昭和45年に切り倒された切り株が、一部分だけ残って往時の雄姿を偲びました。

 

 

 

大地主のこの辺りでは有名な「小島家」の長屋門見学です。

名前は聞いたことあったけど、通りから少し入るので・・・ ここですか、初めてです。

立派な長屋門ですね~ 

 

 

 

中も見せていただきましたが、門とは言えない程の十分な広さがありました。

懐中電灯で照らした天井の梁には、江戸時代にお嫁入りの籠として実際に使われた籠が保存されていました。

当時は厩だったり、倉庫だったりしたのでしょうね。

 

 

 

長屋門の向かいにある柿畑から、柿のお土産までいただきました。

次郎柿だとか、見学させていただいた上にお土産までありがとうございました。

一人2個ずつでも大変な数・・・ 

 

 

 

地元に近い「八雲神社」が最終地。

良く知っている~と思っていたのに、ここのお社は建物の後ろ側にある、この小さな社が本社だと聞いてびっくりでした。

 

 

 

八雲神社境内にある「砂の大ケヤキ」

推定で樹齢620年と言われる大ケヤキですが、樹勢はいまだ衰えず見事です。

その大ケヤキの根っこに据えられた「庚申塔」、明治初め瓦葺と砂村の境付近から移し祀られたそうです。

庚申信仰では猿が庚申の使いとされ、この庚申塔にも「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿が描かれていました。

 

 

 

 

さて予定通り3時半には、最寄りの公園に全員無事に戻ってきました。

3役員の総歩数の平均値が発表され10,080歩でした。上位3名には賞品が~

農業祭で歩き回るのはカウントされないことを知らなかった私は、大きく外れてしまいました。

 

小島家からの帰り道で、久しぶりに見つけた「烏瓜」

私にとっては何より嬉しいお土産になりました~

家に戻って私自身の万歩計は12,242歩でした。 お疲れ様でした・・・

 

地域の史跡巡り、長年住んでいながら知っているようで知らないことばかり。

車や自転車でさあっと走り過ぎては、気が付かないことが多いなと。

じっくり歩くことはすごく勉強になり、楽しい有意義な一日でした。

こんな計画がまたあったら、是非参加したいなと思います。

無事に歩けて安堵しました~

 

 

 

 

 

 


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