9/14(金)
宮本輝の小説の舞台に度々出てくる城崎温泉、どんな温泉地なのか一度訪れて見たかった。
城崎温泉と宮津のホテルに泊まる2泊3日のクラブツーリズムのツアーが目に留まり即申し込みました。
しかも丹後半島をぐるりと一周し伊根の舟屋観光と、天橋立のウォーキングプランもあり人気らしい。
8月半ばに申し込んだら9/13出発だけが私たちのスケジュールと一致。
あとは全部満室で駄目でした。
城崎温泉は京都府に近い兵庫県でした。
丹後半島は初めてで地理感覚がないので地図を載せてみました。
一泊目城崎温泉、昔懐かしい温泉街の情緒あり7個ある外湯のうち、休みと工事中で5か所が入浴可能。
そのうち3か所の外湯を楽しみました。
2日目の朝お宿を9時出発し、風光明媚な丹後半島を観光しながらぐるりと一周します。
曇り空だけど雨が降らなければ良し。
鳴き砂で有名な琴引浜。
前夜の雨で湿っている砂は全く鳴きませんでした。
良く乾いている砂を器に入れて擂り粉木で押し付けると、キュキュといい音を体験させてもらえました。
柱状節理の岩肌を手で触って見られる場所もあります。
丹後半島の先端の経ケ岬灯台へは階段状の登りが続きます。
登り口に置いてある杖を付きながら約20分登ると灯台に到着。
天気は今ひとつだけど見晴らしよし、いい汗をかきました。
希望者だけが登ったので、駐車場で待っている人たちは退屈したようです。
一番楽しみにしていたのは伊根の舟屋観光です。
テレビの映像で見たことはあるけど実際に見てみたい。
伊根湾を一望できる展望台からの眺め。
雲がどんよりしているけど、ぎっしりと並んでいる舟屋の建物群を見てワクワク。
重要伝統的建造物保存地区に指定されています。
地元のガイドさんの案内で舟屋の内部まで入り説明を聞けました。
船を収容する舟屋の間口は狭いけど、舟屋に住んでいるのではないこと。
道路を挟んで左が舟屋群と蔵、右が住まいになっている母屋。
左右が一対になって一軒の家だそうです。
どこも母屋が立派でした。
大きなお宅では蔵を一つだけでなく2棟3棟も持っているとのことでビックリ。
蔵の上部には個性的なこて絵が立体的に描かれていました。
蔵の持ち主が依頼してのではなく、こて師さんの遊び心に任されているんだとか。
こて絵を注意してみて歩くのも楽しい沢山の蔵がありました。
舟屋の内部は太い立派な梁に支えられています。
こんなに立派な内部だとは想像もしていませんでした。
船道具や網などを吊るす為に頑丈に作られているのですね。
舟屋から続いている立派な蔵も江戸時代の建物です。
伊根湾を塞ぐかのように存在する青島のおかげで、これまでの強い台風にも被害がなく済んでいるそうです。
あの青島が台風の威力を阻んでいるそうです。
地元のガイドさんの説明が聞けて勉強になりました。
遊覧船にも乗り伊根湾を一周しました。
雨が降り出していたので、窓ガラス越しに舟屋観光~
遊覧船の周りにカモメやウミネコが餌ねだりで乱舞。
伊根から南下し天橋立を左に見ながら宮津のホテルへ。
窓からは天橋立が見えるホテルだとうたい文句~
雨にけぶってどんよりした景色に残念でした。
一休みしてから温泉へ、露天風呂もありなかなか良し。
夕飯は夫が大好きなバイキング。
つい食べ過ぎてしまうので私は苦手です・・・
3日目は天橋立を満喫します~