俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『花畑に遊ぶ』

2008-02-17 12:54:56 | Weblog
ワルポン先週の3連休の中日の日曜日に千倉に花を見るために出かけました。

JH・館山道は混雑していて、富津の先が7km渋滞の表示が出たので、富津ICで高速を降り、国道127号線を下った。
いや、上ったかな?
◆       ◆       ◆       ◆
《 昔の日本は京の都を中心に上り下りでありました。国の名前も、例えば越前・越中・越後とか、備前・備中・備後、また、肥前・肥後、羽前・羽後、上野(こうずけ)・下野(しもつけ)などと京から近い順に、前・中・後、上・下と名づけられていました。ところが、この千葉県は上総(かずさ)、下総(しもうさ)と京に近い方が下(しも)で、遠い半島の方が上(かみ)です。当時は船の航路の方が陸路よりも早く便利であったため、房総半島の先の方が京に時間的に近かったためと云われています 》
・・・小学生でも知っていることを、長々と講釈を申し上げてしまい大変失礼いたしました。
◆       ◆       ◆       ◆
渋滞区間が過ぎたあたりの竹岡ICから再び高速道に入ったのですが、すぐさま、また、終点の富浦で6kmの渋滞の表示が出ていたので、鋸南富山ICで再び降りて、127号線へ。
ストレス解消にドライブしているのに、これでは逆にストレスが溜まります。

館山道は暫定一車線での開通、こんなことでは夏の海水浴シーズンにはどうなることやら・・・
大体、道路建設に当たって、どんな調査をして計画を立てたのか、誰が決定したのか、将来見通しはどうなのか、今後の二車線化建設計画はどうなっているのか。

道路特定財源問題で揺れる国会議員の先生方も、開通したばかりなのに渋滞だらけの観光高速道路の実態把握をしてから議論してくださいな!
でたらめ計画も調査してください!今後の渋滞解消計画も聞かせてください!

☆       ☆       ☆       ☆

逆に、国道はガラガラに空いていて、程なく127号線バイパスの舘富トンネルを抜けると、突然に、整然と並んだヤシ科樹林と菜の花が目に飛び込んできて、ぱあーっと明るくなりました。
南房総に着いたんだ!
こうして館山市に入ると中央分離帯に植えられた菜の花の黄色い帯が、「ようこそ、いらっしゃいませ」とばかりにあたたかく出迎えてくれました。

白浜に出ると、太平洋の海の碧さや空の大きさ、岩に砕ける波しぶき、磯の香りに感激し、海辺に沿って車をゆったり走らせ、右に左に揺られているうちに千倉の花畑に着きました。

カラフルなポピーやキンギョソウ、ストック、黄赤色の金盞花が区画毎に植えられて、まるで千代紙を敷き並べたように、辺り一面、向こうの山裾まで、夕陽を浴びて見渡す限り広がっていました。
その夕陽が西の山に隠れるまで、ぼーっと何も考えずに花畑を眺めていました。
心の洗濯、心が洗われるとは正に、このことでしょうか。

☆       ☆       ☆       ☆

帰途、千倉の名物「鯛焼き」を買い求めるべく市街地の細い道を通り、やっとくだんの店にたどり着いたら、今日は売り切れたと言う。

尻尾の先までぎっしりとあんこの詰まった海草入りの鯛焼きなのに・・・
いつも楽しみにしているのに・・・
千倉にやってきた人はみんな買って帰るのに・・・  ぶつぶつブツブツ・・・
高速道の渋滞が無ければ買えたのに・・・


JHの館山道一車線の計画した者と、それを決定した奴は誰だ!

食い物の恨みは恐ろしいぞ!