俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『野田・清水公園』

2008-04-27 22:17:00 | Weblog
ゆっくりとした日曜の朝を迎え、寝床からそっと這い出すと、外は小雨模様の肌寒い空でした。

「天気予報は今日もハズレかな」と思いつつ、着替え、洗顔、朝御飯に、いつもより時間をかけて済ませたのでしたが、時間がゆるゆると経つとともに雨も上がって、いつの間にやら、穏やかな春霞となり、薄日がさして暖かな、もったり、のどけし日和となりました。

家の前の植え込みのつつじも昨日今日と咲き始めていたのですが、開花も一層進んだような、ほんのりした心地にさせてくれるような、春のお天気になりまして・・・


去年、桜を見に行った野田の清水公園に、つつじを見に行こうかということになりまして、早いお昼をとっての出発・・・

国道16号線は、いつになくスーイスイ、飛行船にでも乗っているようにスーイスイ。

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ゴールデンウィークとあってか、駐車場は一杯でしたが、たまたま無料の駐車場に一台のスペースが空いていましたので、すかさず駐車しました。

公園内は老若男女の沢山の見物客であふれておりました。
フィールドアスレチックは親子連れ、友達連れで一杯でした。
つつじは、まだ咲き始めたばかりでしたが、見事なお庭の散策でした。

清水公園は、キッコーマンの一族の経営する㈱千秋社という民間企業経営の公園で、明治27年(1894)に茂木柏衛翁が建設した庭園。
その後昭和4年、林学の大家である東京大学名誉教授本多靜六博士の設計によって約28万m2の自然公園に拡張されたそうです。

茶店のお婆さんが云うには、昔はこの辺に狐が棲んでいて、狐に化かされる酔っ払いも随分といたそうな?
そんな話も納得できそうな自然公園です。

公園にはソメイヨシノなど桜2,000本、つつじ2万株、もみじ800本を始め、アスレチック、キャンプ場などの施設も充実していて、四季折々一年中家族連れで楽しめるのが魅力。
入園無料(駐車場は有料、普通車が500~800円/台)。
金乗院、仁王門、聚楽館、重要文化財の旧花野井家住宅などの旧跡も楽しめます。

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野田市は醤油の町です。大正6年、茂木六家と高梨家、堀切家が大同団結して野田醤油㈱(現キッコーマン)を設立。

「茂木本家美術館」には、葛飾北斎、歌川広重、東洲斎写楽等の浮世絵、横山大観をはじめとする富士山の絵など・・・中でも、梅原龍三郎の「鯛」は圧巻!
我々だけのために、若い美人のお嬢さんが一緒に回って、建物の構造、展示の絵画や、そのいわれなど、親切丁寧にご説明を頂きました。
本家邸宅と地続きの「お稲荷さん」のあるお庭の散策も出来ました。


春の一日、本当にのんびりと、ゆったりと過ごせました。