俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『お花畑のある天国』

2009-03-06 22:08:27 | Weblog
青い空、白い雲・・・、紺碧の海、白い波・・・
さわやかな風が頬をそっとなで吹いて穏やかな春の海です。
千倉の里は色とりどりのお花畑が一面に広がって、まさに天国もかくありなんと思うばかりの光景です。

☆       ☆       ☆       ☆

愛犬の『もんじろう』が3月3日夜の9時25分に永眠いたしました。16年もの間、家族の一員として善いことも拙いこと(犬も食わぬ夫婦喧嘩などにも出くわして)も我が家のすべてを知り尽くして、文句も言わずに逝ってしまいました。人間で云えば、94歳の天寿を全うする大往生でした。

散歩も億劫になり、支えてやってやっとこ歩く状態になってもオシッコもウンコも必ず教えてくれて粗相ありませんでしたし、1週間ほど前に立っていられなくなって寝込んでからも亡くなるまで教えてくれました。
ですから、床ずれも全く出来ませんでした。本当にお利口な子(犬)でした。

その日は、ぐったりして舌も口からはみ出して虚脱状態だったのですが、死の直前、少しかすれた甲高い声で“わん”と、間を置いて3回啼いたのです。
しかも顔を起こして、目も見開いて、前足をちょこんちょこんと招くように振って笑顔で啼いたのです。そして、そのまま眠るように逝ってしまいました。

家族全員で見守っていたのですが、“今まで楽しかったよ!有難う!”と言ったのだと、みんなが感じました。
人の心を、気持ちを本当によく判る子(犬)でした。

☆       ☆       ☆       ☆

翌日、お骨になりました。49日には近くのペットの共同墓地へ納骨しようと家族で相談致しました。
今頃は、きっと花一面の天国で、親兄弟たちに再会していると思います。
平成5年5月23日生まれ、8人(匹)兄弟の長男でした。

さみしい限りですけれど、でも、ペットロス症候群にならないと思います。

家族の一員として、精一杯一緒に楽しく暮らしましたし、輪廻転生、彼ならきっと幸せの星の下に生まれ変わると思うから・・・