一昨日は写真倶楽部の撮影会がありました。
朝方は毛糸の帽子と襟巻きが欲しいぐらいに冷え込んで寒かったのですが、陽が高くなるにつれて吹いていた風もおさまり、カメラの撮影にはもってこいのポカポカ陽気となりました。
ゴルフコンペでも、野球でも、合同ハイキングなどでも「雨男」という者が昔から、よく居るものでしたねぇ。
この会は今まで雨にたたられる事が多かったのですが、2月の皇居東御苑での撮影会も季節はずれの暖かい日でしたし、今年に入ってからは過去の雨や嵐がまるで嘘のように、よく晴れたお天気に恵まれています。
写真倶楽部の撮影会は2月の撮影会の後の反省会の時に、3月は青梅の吉野梅郷(よしのばいごう)、4月は箱根湯本に行くことになっておりました。
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吉野梅郷は青梅線の青梅駅から奥多摩の方へ二駅目の日向和田(ひなたわだ)駅下車です。
単線で、ホームも上り下りで一つしか無い小さな駅は平日だというのに梅見の客で溢れんばかりの押すな押すなの混雑で、改札を出るのに5分ほどもかかりました。
一電車早く着いたので、予定の電車でメンバーのみんなが来るまで20分ほど時間が有りましたので、梅見客の様子を駅前の通路のように狭い広場で眺めていました。
大声で仲間を呼び合うグループもいたりして、山里の駅は幼稚園のように騒々しいものがありました。
9割はリタイヤ組のお年寄りグループです。
二人連れ有り、少人数のグループ有り、10人以上の団体さん有り、いずれも皆さん高齢者で、中には車椅子の後期高齢者と思しき方もおられました。
いざ出陣!の前ですから、皆さん大張り切りで元気です。
ですから皆さん、声が特段に大きいのです。
でも多分、お耳の遠い方もおられる為ではと、ひとり納得いたしました。
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駅前から程近い多摩川に架かった神代橋から足下の川を見下ろすと、カワウが羽を広げていましたが、それが鳩ぐらいの大きさにしか見えないぐらいに谷が深くて、足すくむ思いがしました。
水もとってもきれいに透きとおって、玉石の間を流れ下っておりました。
青梅市「梅の公園」は4.5ヘクタールの敷地に120種、1、500本の梅の木が、古いもので約300年前から植えられているそうで、まるで山の斜面を赤や白、淡いピンクの梅の花のベールでおおったようで、その景色は正に桃源郷、心の安らぐものでした。
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園内は回遊式の散策路がきれいに整備されておりましたが、人の多さにも圧倒されました。
爺さんだって、婆さんだってほぼ全員が、カメラ、デジカメ、デジ一、携帯電話(カメラ付き)、ビデオカメラを携帯していたと思います。
嗚呼、観光地は・・・ 花咲か爺さん、花咲か婆さんの老人たちに占領されておりました。
帰りの電車を待つホームは混雑していましたが、意外と静かでした。
さすがに皆さんお年のせいか、朝の元気はありませんでした。
ワルポンもその中の一人には違いありませんが、同じ括弧でくくられたくありません。
観光地には休日に行きませんか?
だって、若い子が沢山いて、目の保養になること請け合いです。
ねえ、ご同輩っ! 元気が出ること間違いないですよねっ! ぅんっ?