俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『魂生大明神Ⅱ』

2010-06-24 21:44:59 | Weblog
先日、ヨシゴイを撮りに北印旛沼へ行って来ました。

撮影の人気スポットには、年金カメラマンが長いレンズのカメラを三脚にセットしてずらりと立ち並んでいました。
中には若いお姉ちゃんも居て、いっぱしのカメラマン風でした。

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年金カメラマンたちは顔馴染みらしく、自分の肘を抱えるように腕を組んでは自慢げなカメラ談義に花を咲かせていました。
こちとら18-200mmのズームに一脚なので、ちょっと肩身が狭くて、なかなか話題の中へ入るのに気が引けたので、お姉ちゃんカメラマンの方へ声をかけてみました。

「何を撮ってるのですか?」
「クチュクチュパー」早口で何を云ってるのか判りませんでした。
「何を撮りに来たの?」と、逆に聞かれて、「ヨシゴイ」と云うと、
「いっぱい居るよ」と云い置いて、先の方へ行っちゃいました。

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仕方なく、先日訪れた「大鷲神社」の調査不足を思い出して再び参拝しました。
社務所には年配の氏子の方が一人で留守番をしていました。
参拝者は他に無く、いろいろ伺うことが出来ました。
前回のレポートで間違っていた点、新たに聞けたことを列記してみます。

①「魂生大明神」は「金精大明神」と同じこと
②女陰は杉の木じゃなくて、欅だったこと


③合体椎はこの角度の方が激しく合体しているとのこと


④男根の飴は15cmぐらいで全くそのものの形をした濃い茶色で、丸い飴玉が2個付いていて、お代は700円でした
⑤飴は四国の宇和島の飴メーカーに作らせていること
⑥年間1000本売れるとのこと。今年は売れ行きが良くて、もう残り少ないらしい

⑦購入者のほとんどが男性で、彼女へのプレゼントにするらしい
⑧酉の市のお祭で木製の御神体が街中を練り歩くと云われていましたが、近年、担ぎ手である若い女性の応募者が全く居ないため、執り行われていないとのこと
⑨大鷲神社は歌の神様でもあり、多くの有名歌手が参拝に訪れているとのこと

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ヨシゴイの本題に戻りましょう!

一脚を付けたカメラを構えてヨシゴイの現れるのを待ち構えていたのですが、すばやく飛来するヨシゴイを追いかけて撮るには長い足が邪魔でどうにも使えません。
誰かさんの足と一緒で“役立たずの足”です。

仕方が無いので一脚をはずして武士の刀のように腰のベルトに差して、手持ちで撮りました。中でも一番良く撮れたのがこの一枚です。


どうです、東山魁夷画伯の名画「白馬と森」のような幽玄の世界じゃありませんか?
何?ピンボケなだけだとおっしゃるのですか?

絵としては、あのほうと一緒で役立たずだと・・・?

賽銭箱に50玉円を投げ入れ、“元気はつらつ”を祈願したのに・・・