オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)

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CLANNAD -クラナド- 第3話 「涙のあとにもう一度」

2007年10月19日 23時24分39秒 | アニメ
<内容に誤りがあったため、10月20日12時22分に訂正しました。>
「なんか、似た登場人物が多いなぁ~~~」とか思いつつ、毎週楽しみに観ているカノン5Dであります。


一週間前の日記にて、「24コマ/秒だぁ!!(訂正前の30/秒は誤りです。)」とか言ってましたが、今週も同様でした。恐るべし京アニ (゜д゜;;


んで、結局「なぜセル画における24コマ/秒なんて面倒な事を、幻想世界のシーンに使用したか」という謎があったわけですが、先週の時点では「幻想世界の違和感を視聴者に感じさせるためかなぁ?」と思っていたのです。

しかし、今週のCLANNADを見て思いました。
京アニは「CGとセル画の違和感を最小限に抑えようとしているのだ」と。

少女が組み上げたロボット(?)は、見ての通りCGで動いています。CGで組み上げた3Dパーツ上に、『2Dの絵』を貼り付けて動かす「ハウルの動く城」と同じ手法のように画面からは見えます。この技術に関しては、ハウルの動く城DVD(豪華な方)の特典ディスクで解説されています。
今回はさらに、「各パーツの境界線に黒いラインを入れる事」「影と光のトーンを二種類に限定する事」で、よりセル画の質感に近づけていました。まあ、これもハウル本編で確認できます。

一方、セル画は前回同様に「24コマ/秒」の作画枚数を使用することで、まるでCGのような滑らかな動きを実現しています。


この「セル画に近いCG」と「CGに近いセルアニメーション」(←言葉遣いが微妙に異なりますが、一番正しいと思う言葉を選びました)を組み合わせる事が、幻想世界の不思議な感じを視聴者に与えつつ、画面内での違和感が最小になる方法だと製作者側は考えたのだと思います。そんな訳もあって、普通なら全力投入するオープニング映像内でさえも使用しなかった24コマ/秒のセル動画を「幻想世界」のシーンでは採用する事になったのだと思います。

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