完成した試作2号機の試聴です。
前回と同様に、f特を測定。軸上1mの特性です。
今回は、あえてウーハーだけを鳴らして測定・試聴しました。
ネットワークがあると、判断が難しくなりますしね。
う~ん、一号機と比べて、余り変化が無いように見えます。
まあ、ホーンの広がりが70%程度に抑えられている以外は、構造も酷似しているので当然と言えばそれまでですが・・・
ちなみに、一号機のf特はこちら。
(環境を揃えて、再測定しました)
よく見ると、1号機では150Hz付近が10dB程度(500Hz付近と比較して)盛り上がっていましたが、
2号機では5dB程度に押さえ込まれています。
一方、設計の狙いであった、最低域の伸びは双方とも大差なしのようです。
でも、この位は測定誤差でどうにでもなりそうです(汗
実際に試聴すると、
f特以上に大きな違いが確認できました。
まずは、中高域。
試作1号機は、シャカシャカとした付帯音が耳につく場面があるのですが、
試作2号機は、それが無く、スムーズで艶やかな高音域を聴かせてくれます。
特に、女性ボーカル(スフィアやLiaなど)を聴くと、違いは明白でした。
やはり、空気室形状による差が現れたものだと思っています。
一号機
二号機
そして、中低域~低域。
100~300Hzの量感が、両者で全く違います。
1号機は、若干過剰ともいえる量感があるのですが、
2号機は、それが無く、むしろ低音不足な印象さえ感じてしまいます。
300Hz前後の量感は「空気室容量」による差で、試作2号機ではスッキリとした感じで好印象です。
100Hz前後の量感は、ホーン広がり率による差で、こちらは試作1号機の重厚な表現が秀でていると感じますね。
試作2号機では、ホーン広がり率を抑えることで、
80Hz以下の帯域の増強を狙いましたが、失敗に終わったようです。
むしろ、試作一号機の方が低音表現は優れていると言えそうです。
次の試作3号機では、
さらなる低音量感を狙った音道と、2号機で成功した「リーフ型 空気室」の改良verを作りたいと思います!
前回と同様に、f特を測定。軸上1mの特性です。
今回は、あえてウーハーだけを鳴らして測定・試聴しました。
ネットワークがあると、判断が難しくなりますしね。
う~ん、一号機と比べて、余り変化が無いように見えます。
まあ、ホーンの広がりが70%程度に抑えられている以外は、構造も酷似しているので当然と言えばそれまでですが・・・
ちなみに、一号機のf特はこちら。
(環境を揃えて、再測定しました)
よく見ると、1号機では150Hz付近が10dB程度(500Hz付近と比較して)盛り上がっていましたが、
2号機では5dB程度に押さえ込まれています。
一方、設計の狙いであった、最低域の伸びは双方とも大差なしのようです。
でも、この位は測定誤差でどうにでもなりそうです(汗
実際に試聴すると、
f特以上に大きな違いが確認できました。
まずは、中高域。
試作1号機は、シャカシャカとした付帯音が耳につく場面があるのですが、
試作2号機は、それが無く、スムーズで艶やかな高音域を聴かせてくれます。
特に、女性ボーカル(スフィアやLiaなど)を聴くと、違いは明白でした。
やはり、空気室形状による差が現れたものだと思っています。
一号機
二号機
そして、中低域~低域。
100~300Hzの量感が、両者で全く違います。
1号機は、若干過剰ともいえる量感があるのですが、
2号機は、それが無く、むしろ低音不足な印象さえ感じてしまいます。
300Hz前後の量感は「空気室容量」による差で、試作2号機ではスッキリとした感じで好印象です。
100Hz前後の量感は、ホーン広がり率による差で、こちらは試作1号機の重厚な表現が秀でていると感じますね。
試作2号機では、ホーン広がり率を抑えることで、
80Hz以下の帯域の増強を狙いましたが、失敗に終わったようです。
むしろ、試作一号機の方が低音表現は優れていると言えそうです。
次の試作3号機では、
さらなる低音量感を狙った音道と、2号機で成功した「リーフ型 空気室」の改良verを作りたいと思います!
何と言う素早さ。卒倒しそう・・・
少し変えただけでも随分音は違うものですね。
私も低音の伸びは程ほどにして、低音の聴感上の豊かさの方を優先した設計にして作ってます。
その方が音楽を聴いていて楽しく感じるので。
試作はモノーラルで作っているので、作って音聴いてf特測定したら、すぐ次の試作へ!といった感じです。
そのため設計技術は多少向上するのですが、塗装技術や木材加工技術に関しては万年初心者です(汗
低音に関しては、私も同感です。最低域に関しては、サブウーハーでの補強に興味がありまして、時間ができたらサブウーハー自作に取り組んでみたいなぁと思い続けて早3年(笑)