共鳴管バスレフの話が続いているので、ちょっと気分転換。
長岡先生が作ったネッシーってありますが、その類似系の設計について。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/03/67b5883e1555204c2ad37cba8b9de16d.png)
基本的には、αとβの長さを決めることになりますね。
この場合、第一音道は長さα、第二音道は長さα+βとなります。
そして、全共鳴管長は2α+βですね。
第一音道(α)、全共鳴管長(2α+β)は、片開管なので1倍・3倍・5倍振動が予測されます。
第二音道(α+β)は、両開管となります。ここでは説明上 2倍・4倍振動としておきます。
ここで、全共鳴管長を横軸に、周波数を縦軸にとってグラフにしました。
灰色の部分は、αが負の値になるので無視します。
[β=0cm]
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/c5/c390afe0e235ed045db220740dbcf9fb.png)
[β=20cm]
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/79/4fb24b3dcffe89587ed6728a4eb447c3.png)
[β=40cm]
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/71/febf436965f8e785b330dd45ac154346.png)
[β=60cm]
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/fc/55c049520cd3f15ac1aa3847c0297063.png)
[β=80cm]
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/f9/e52c77c9c71728140523d6d58f2f79a3.png)
[β=100cm]
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/20/767fcd7d81f845118ca506bffb3b7c5a.png)
[β=120cm]
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/62/3d0f4e1ff414f2e3faa07a3d5f8f4010.png)
[β=150cm]
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/66/33254411485acba6ec4d4f4ffd60152a.png)
とりあえず、β=0cmの優秀さが目立ちます。
ただ、ユニット位置を考えると、β=0の場合、管長は2mが限度でしょう。
例えば、β=60cmの場合、
全体の管長が180cmの場合は150Hz付近に共鳴音の重なりが生じピークとなる可能性が高いといえます。この場合は、管長が130~150cmもしくは230~300cmとなるように設計すると良いでしょう。
まだまだ机上の段階ですが、ネッシー型を作る際はこれを元に検討しようと思います。
長岡先生が作ったネッシーってありますが、その類似系の設計について。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/03/67b5883e1555204c2ad37cba8b9de16d.png)
基本的には、αとβの長さを決めることになりますね。
この場合、第一音道は長さα、第二音道は長さα+βとなります。
そして、全共鳴管長は2α+βですね。
第一音道(α)、全共鳴管長(2α+β)は、片開管なので1倍・3倍・5倍振動が予測されます。
第二音道(α+β)は、両開管となります。ここでは説明上 2倍・4倍振動としておきます。
ここで、全共鳴管長を横軸に、周波数を縦軸にとってグラフにしました。
灰色の部分は、αが負の値になるので無視します。
[β=0cm]
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/c5/c390afe0e235ed045db220740dbcf9fb.png)
[β=20cm]
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/79/4fb24b3dcffe89587ed6728a4eb447c3.png)
[β=40cm]
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/71/febf436965f8e785b330dd45ac154346.png)
[β=60cm]
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/fc/55c049520cd3f15ac1aa3847c0297063.png)
[β=80cm]
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/f9/e52c77c9c71728140523d6d58f2f79a3.png)
[β=100cm]
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/20/767fcd7d81f845118ca506bffb3b7c5a.png)
[β=120cm]
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/62/3d0f4e1ff414f2e3faa07a3d5f8f4010.png)
[β=150cm]
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/66/33254411485acba6ec4d4f4ffd60152a.png)
とりあえず、β=0cmの優秀さが目立ちます。
ただ、ユニット位置を考えると、β=0の場合、管長は2mが限度でしょう。
例えば、β=60cmの場合、
全体の管長が180cmの場合は150Hz付近に共鳴音の重なりが生じピークとなる可能性が高いといえます。この場合は、管長が130~150cmもしくは230~300cmとなるように設計すると良いでしょう。
まだまだ机上の段階ですが、ネッシー型を作る際はこれを元に検討しようと思います。
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