先日、ミューズの方舟主催「サウンドフェスティバル 2009」に行ってきました。
早い話が、自作スピーカー派が集まって、研究・作例発表や、情報交換をするのです。
今回は、レギュレーションの元でコンテストを行う例年とは異なり、
発表者の研究成果を実際に聞いてもらうような形でした。
まず最初は、田中さんと前田さんによる「SDM、スパイラルダクト」の試聴。
SDMは、側板と平行な箱中心を通る板にSPユニットを押さえつける方式で、
ユニットのクセを大きく減少させ、芯の強い音になる効果が確認できました。
スパイラルダクトは、低音の量・質・伸びを全て向上させる効果があるように感じました。
これらは、ぜひ自分の設計に組み込みたいですね。
お次は、香川さんによるスーパーツイーターのネットワーク試聴。
FE206Eの高域を担当するスーパーツイーターを、様々なネットワークで試聴。
個人的には、アッテネーターを入れる場合は、12dB/octでカットすることで、生々しい音が得られ、
アッテネーターなしの場合は、非常に高い周波数で6dB/octでカットすると、滑らかな美音の傾向になるように感じました。
ちなみに、フルレンジ側へコイルを入れるのは、今回の試聴では良くなかったです…
その後、マイCD自慢があり、皆様が持ち寄ったディスクを聴いた後に、
柄沢さんによる「アナログvsCD」「カードリッジ比較」です。
特にカードリッジ比較は面白く、安価な「ビクターMC-L1000」や「オーテクAT-F3Ⅲ」も良好な質感で良かったのですが、30万円を超えるカードリッジの吹き上がる情報量も凄かったです。
ただ、試聴曲がピアノ曲だったので、ちょっと分かり難かった面もあったかも。
最後は、「コンテスト受賞作を聴く」ということで、自作スピーカー名人達の作品を4機種聞くことができました。
二機種がバスレフで、二機種がバックロードということなのですが、
フラットな良バランスのバスレフに対し、低音は圧倒的だがホーン鳴きが目立ったバックロードという感じでした。バックロードは短所が目立つ結果となったかもしれません。。。
とこんな感じで、フェスティバルは終了。
「スピーカー工房Z」を立ち上げて多忙な日々を過ごす大山さんや、
純アナログ派の方、長岡スピーカー愛好家の方とも知り合う事ができ、
とても有意義な一日でした。
また来年も参加したいですね。
早い話が、自作スピーカー派が集まって、研究・作例発表や、情報交換をするのです。
今回は、レギュレーションの元でコンテストを行う例年とは異なり、
発表者の研究成果を実際に聞いてもらうような形でした。
まず最初は、田中さんと前田さんによる「SDM、スパイラルダクト」の試聴。
SDMは、側板と平行な箱中心を通る板にSPユニットを押さえつける方式で、
ユニットのクセを大きく減少させ、芯の強い音になる効果が確認できました。
スパイラルダクトは、低音の量・質・伸びを全て向上させる効果があるように感じました。
これらは、ぜひ自分の設計に組み込みたいですね。
お次は、香川さんによるスーパーツイーターのネットワーク試聴。
FE206Eの高域を担当するスーパーツイーターを、様々なネットワークで試聴。
個人的には、アッテネーターを入れる場合は、12dB/octでカットすることで、生々しい音が得られ、
アッテネーターなしの場合は、非常に高い周波数で6dB/octでカットすると、滑らかな美音の傾向になるように感じました。
ちなみに、フルレンジ側へコイルを入れるのは、今回の試聴では良くなかったです…
その後、マイCD自慢があり、皆様が持ち寄ったディスクを聴いた後に、
柄沢さんによる「アナログvsCD」「カードリッジ比較」です。
特にカードリッジ比較は面白く、安価な「ビクターMC-L1000」や「オーテクAT-F3Ⅲ」も良好な質感で良かったのですが、30万円を超えるカードリッジの吹き上がる情報量も凄かったです。
ただ、試聴曲がピアノ曲だったので、ちょっと分かり難かった面もあったかも。
最後は、「コンテスト受賞作を聴く」ということで、自作スピーカー名人達の作品を4機種聞くことができました。
二機種がバスレフで、二機種がバックロードということなのですが、
フラットな良バランスのバスレフに対し、低音は圧倒的だがホーン鳴きが目立ったバックロードという感じでした。バックロードは短所が目立つ結果となったかもしれません。。。
とこんな感じで、フェスティバルは終了。
「スピーカー工房Z」を立ち上げて多忙な日々を過ごす大山さんや、
純アナログ派の方、長岡スピーカー愛好家の方とも知り合う事ができ、
とても有意義な一日でした。
また来年も参加したいですね。
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