電源ケーブル試聴「オヤイデ FE-S2.0」

前回は「アクロリンク　6N-P4020Ⅱ」でしたが、
今回は「オヤイデ FE-S2.0」です。
多くの方からオススメしていただいたケーブルだけあって、期待できます。

[外装]
太く頑強な作りで、高級感があります。
中身は最初に試聴した「フジクラ　CV-S3.5」とほぼ同じ絶縁体ですが、オヤイデの方が銅箔シールドが若干薄手でした。

[作業性]
単線であるため、非常に作業は容易でした。
被膜剥きはもちろん、プラグ＆コネクタに入れるのも非常に容易でした。
このケーブルが一番楽な作業だったかもしれませんｗ

[音]
同じくAMPに接続しての試聴です。
ピラミットバランスの安定した音。
高音は柔らかくなり、硬さは減少。
今まで得られなかった脈動感が得られました。
情報量も十分です。
しばらくエージングを進めると、高音域の繊細さも次第に出てくるようになりましたが、高域の澄み切り感を求めていくと単線ならではの限界はあるよう？
そういった音の透明度より、弾力のある生臭い音が楽しめる電源ケーブルのように感じました。

ま、そんなわけでオヤイデFE-S2.0は私のシステムに定着しそうです。

さて、計4本の電源ケーブルを試聴してきたのですが・・・
実は未だ終わりませんｗ
オヤイデFE-S2.0で単線を味占めてしまったカノン5Dは、早速エコケーブルを1ｍ買ってきましたｗ
音質はさておき、作りやすそうなケーブルですｗ