オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)

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S-031 FE103M搭載「ヘキサロード」の f 特測定

2012年07月29日 18時52分46秒 | オーディオ
今年の6月に、ユニットを交換した「ヘキサロード」ですが、
さらにチューニングを進めていました。





当初、8cm用に設計した箱に、
10㎝のFE103M(メモリアル)を入れたので、結構寸法がギリギリなのです。




入れば問題ない…という考えもあるのですが、
実際、箱内部の反射音が酷くて
ユニット特有の紙臭さを助長しているようでした。



そこで、ユニット固定部付近に吸音材を貼りました。
使用したのは、「エプトシーラー」という吸音材で、裏側が粘着材になっていて便利なのです。


このヘキサロードは、空気室の奥行を伸ばした設計なのですが、
今思うと、ユニット周りの「音波の流れ」を重要視した方が良いのかなぁ~と思います。




さて、スワン型の最大の弱点(?)である「ネックの強度」も改善しました。



L字型の金具で補強したところ、
雑音感が減少し、低音の重心が下がってGOODな感じでした。



んで、測定。
<リスニングポジション、SPは壁際>



<軸上1m、SPは壁から離して測定>



<ユニット直前>



<ホーン開口部>




軸上1mでの特性は微妙な感じですが、
その他の特性は割りと満足のいくものでした。

低音も60Hz前後まで伸びていて、
標準型の10cmフルレンジだとしたら十分でしょう!

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