昨日の日記に引き続き、2日目のモグラさんの状態を報告します。昨日から電源を入れっぱなしにしているので、26時間ぐらいは通電状態ということですね。
全体的な音の感触としては、エージングの成果か私の耳が慣れたのか理由は定かではありませんが、昨日より柔らかい中~高音域で硬質感は皆無と言えます。今日は個別の楽曲で報告していきます。
「ARIA The ANIMATION ORIGINAL SOUNDTRACK」
アニメのサントラ盤としては優秀録音で多少有名な(?)ディスク。冒頭の楽器の粒立ち感が素晴らしく、音の広がりも素晴らしい。2曲目の牧野由依さんの歌う「ウンディーネ」は、エコーの中に広がる美しいボーカルに鳥肌が立った。美音系とはおそらく無縁のデノンアンプを使っていた時は、この録音が全く理解できなかったのだが、フライングモールのアンプは爽やかで涼しげな音色を正確に描写した。他の楽曲に関しても同様で、本盤で以前から感じていたナローレンジ感は全く感じられなかった。
「Beautiful Amulet/田村ゆかり」
アニメ「リリカルなのは StrikerS」のエンディング曲。デノンアンプで感じた中高域の騒がしさは感じられず、素直にハイエンドへ伸びる感じ。ボーカルも軽やかでありながら硬質感を伴わない。何回も繰り返しになるが、楽器の粒立ち感は本当に見事なもの。POPS系の音楽では本機の特性が最高の長所となる。
「モナ・リザ/神田めぐみ」
トロンボーン奏者の神田めぐみさんがジャズ音楽を奏でる。軽やかで歯切れの良い本機の音表現はドラムには好印象なのだが、ジャズ音楽の(多分)中核を占めるピアノや管楽器の熱気が薄くなりがち。デノンアンプで感じられた恰幅の良い中音の厚みは感じられず、軽やかにテンポ良く音楽を刻んでいく感触。トロンボーンの音色も明確な不満点は出てこないのだが、何となく物足りない。これは好みの問題か?
「ドヴォルザーク 新世界より/ズデニェク・マーツァル(指揮) チョコフィル演奏」
オクタヴィアが発売するSACDソフト。今回聴いたのはお馴染みのメロディーが奏でられる「4曲目Allegro con fuoco」。
最悪だ。今まで本機を絶賛していたので、あえて酷評しよう。デノンアンプで感じられた、チェコフィルの重厚感・奥深さは消失。どこかの楽団がTシャツを着て演奏しているような軽い演奏に聞こえる。ホールの響きも薄味になり、チェコフィルの醍醐味は殆ど残っていない。弦楽器は単色になり、複雑な響きは消える。管楽器もそれらしく鳴っているだけで、エネルギー感は希薄。音圧の伸びやかさも感じられない。クラッシックとの相性は最悪のようだ。唯一良かった点は、ティンパニーの音圧が体に感じられ、まるで生演奏のようなエネルギーを感じることが出来たことだろう。
今回の試聴で、本機はポップスやフュージョン系を得意とするものの、クラッシックやジャズは余り得意ではないことが感じられました。もちろん、私自身「熱気が感じられるような濃い中音」を好みとしているので、「薄味で爽やかな中音」を望んでいる方が聞けば評価はまったく別なものになるでしょう。そして、忘れてはならない事は、1ランク上のチャンピオン級のアンプ「デノンPMA-2000Ⅳ」と比較をしている事。むしろ負けて当然、健闘を称えてあげるべきですね。
ちなみに、本感想はプラシーボ含有率が高いです(笑) 私自身「ブラインド試聴」が嫌いなので、あしからず。
明日は大学の文化祭の準備で忙しいので音楽は聴けないかも orz
全体的な音の感触としては、エージングの成果か私の耳が慣れたのか理由は定かではありませんが、昨日より柔らかい中~高音域で硬質感は皆無と言えます。今日は個別の楽曲で報告していきます。
「ARIA The ANIMATION ORIGINAL SOUNDTRACK」
アニメのサントラ盤としては優秀録音で多少有名な(?)ディスク。冒頭の楽器の粒立ち感が素晴らしく、音の広がりも素晴らしい。2曲目の牧野由依さんの歌う「ウンディーネ」は、エコーの中に広がる美しいボーカルに鳥肌が立った。美音系とはおそらく無縁のデノンアンプを使っていた時は、この録音が全く理解できなかったのだが、フライングモールのアンプは爽やかで涼しげな音色を正確に描写した。他の楽曲に関しても同様で、本盤で以前から感じていたナローレンジ感は全く感じられなかった。
「Beautiful Amulet/田村ゆかり」
アニメ「リリカルなのは StrikerS」のエンディング曲。デノンアンプで感じた中高域の騒がしさは感じられず、素直にハイエンドへ伸びる感じ。ボーカルも軽やかでありながら硬質感を伴わない。何回も繰り返しになるが、楽器の粒立ち感は本当に見事なもの。POPS系の音楽では本機の特性が最高の長所となる。
「モナ・リザ/神田めぐみ」
トロンボーン奏者の神田めぐみさんがジャズ音楽を奏でる。軽やかで歯切れの良い本機の音表現はドラムには好印象なのだが、ジャズ音楽の(多分)中核を占めるピアノや管楽器の熱気が薄くなりがち。デノンアンプで感じられた恰幅の良い中音の厚みは感じられず、軽やかにテンポ良く音楽を刻んでいく感触。トロンボーンの音色も明確な不満点は出てこないのだが、何となく物足りない。これは好みの問題か?
「ドヴォルザーク 新世界より/ズデニェク・マーツァル(指揮) チョコフィル演奏」
オクタヴィアが発売するSACDソフト。今回聴いたのはお馴染みのメロディーが奏でられる「4曲目Allegro con fuoco」。
最悪だ。今まで本機を絶賛していたので、あえて酷評しよう。デノンアンプで感じられた、チェコフィルの重厚感・奥深さは消失。どこかの楽団がTシャツを着て演奏しているような軽い演奏に聞こえる。ホールの響きも薄味になり、チェコフィルの醍醐味は殆ど残っていない。弦楽器は単色になり、複雑な響きは消える。管楽器もそれらしく鳴っているだけで、エネルギー感は希薄。音圧の伸びやかさも感じられない。クラッシックとの相性は最悪のようだ。唯一良かった点は、ティンパニーの音圧が体に感じられ、まるで生演奏のようなエネルギーを感じることが出来たことだろう。
今回の試聴で、本機はポップスやフュージョン系を得意とするものの、クラッシックやジャズは余り得意ではないことが感じられました。もちろん、私自身「熱気が感じられるような濃い中音」を好みとしているので、「薄味で爽やかな中音」を望んでいる方が聞けば評価はまったく別なものになるでしょう。そして、忘れてはならない事は、1ランク上のチャンピオン級のアンプ「デノンPMA-2000Ⅳ」と比較をしている事。むしろ負けて当然、健闘を称えてあげるべきですね。
ちなみに、本感想はプラシーボ含有率が高いです(笑) 私自身「ブラインド試聴」が嫌いなので、あしからず。
明日は大学の文化祭の準備で忙しいので音楽は聴けないかも orz
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