オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)

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リアルで心地よい音の【ひのきスピーカー】を製作中。

音展2015(オーディオ・ホームシアター展 2015) スピーカーレビュー 前編

2015年10月18日 09時04分04秒 | オーディオ
昨日、「音展2015(オーディオ・ホームシアター展 2015)」に行ってきましたのでレビューをしようと思います。
もちろん、カノン5D視点のスピーカーが中心の(変態的ではない?)レビューです!


まずは、必聴の3ブランドから。

<ファルコン株式会社(FalconLab)>(2F 201)
http://falconlab.jp/index.html




今回の音展の正に大穴。
ホーン型と無指向性を上手く組み合わせた方式のスピーカーで、圧倒的な存在感と臨場感が両立しています。ホーン型に付随するであろう癖っぽさは微塵も感じさせないのが見事です。

小型のModel201は、瞬発力のある小口径ウーハーがホーンとのマッチングを見せます。小口径とはいっても20cmあるので、中低域の厚みもGOODです。

大型のModel707は、レンジが20Hz付近まで伸びる大型機サウンド。壮大なスケール感には、ただ圧倒されるばかり。大音量再生でも全く濁ることのない再生能力も素晴らしかったです。


<TAD (音源出版)> (1F HALL1)




定番のスピーカーながら、やはり崩れぬ盤石さがあります。
音を再生することにおいて、全く非の打ちどころがなく正に完璧です。デザイン的な存在感もさることながら、音を出せば他の追随を許さないハイエンドサウンドです。自動車でいうF1的存在かもしれません。

もちろん、「感情表現が・・・」とか「リラックスして聴けない・・・」とか思う節もありますが、それはそれ。F1に「静かさ」や「乗り心地」を求める人はいないでしょう。

スピーカービルダーのカノン5Dにとっては、まさに「絶望」的存在。聴くたびに、越えられない壁を感じてしまうのです。


<六本木工学研究所>(2F 205)




海外の高級ユニットを使ったスピーカーを展示していました。
名機のユニットを集めたところで、その音にはならないのは百も承知ですが、ユニットのパフォーマンスの高さは見逃せないものがあります。

今回はScanSpeakやSEASのユニットを使用したスピーカーでした。
ハイエンドスピーカーと言うにはエンクロージュア設計の甘さを感じましたが、他のブースでは聞けないダイナミックなサウンドは圧倒的なCP比だといえます。
高品位なユニットをシンプルに鳴らす好例のような作品で、安価なアンプでも駆動しやすいことはユーザーにとっても嬉しいことでしょう。


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音展は、まだまだ他にも沢山のスピーカーが来ていました!
ここでは定番のスピーカーを先に紹介します。

<PENAUDIO(SPEC)>(2F A)


欧州の高級スピーカーとして、よく見かける「SALA S」です。
やはり上品な音で心惹かれるものがありますね。

<MAGICO(完実電気)(オヤイデ電気)>(1F HALL3)(2F H)

トールボーイ型の「S3」は、完実電気ブースで発見しました。
アルミの重量級筐体からは、全く無駄な音が出ません。音が出て、消える瞬間が見事に聴こえてきます。こうなると、ちょっぴり木材の音が恋しくなったり!?


小型ブックシェルフの「Q1」は、オヤイデ電気にありました。
こちらは、素晴らしい鳴りっぷり。MAGICOは無色透明なぶん、アクセサリーでの使いこなしがポイントになるのかもしれません。


次回は、音展で見つけた「新しい出会い」を紹介します!

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