先日、デノンのSACDプレーヤーを聴いてきましたので、簡単にレポートします。
私がいま使っているCDプレーヤーは、SONYの「CDP-MS1」。
(上記写真のプレーヤーです。)
光学固定式の名機で、性能的には全く不満がないものなのですが、
万一の故障に備えて、次の目星は付けておきたいなぁ~という気持ちがありました。
ちょうどコロナも落ち着いていた頃合いということで、
プレーヤーを試聴しに秋葉原へ行ってきました。
様々なメーカーのを聴いたなかで、ピンと来たのが、
デノンの「DCD-SX11」と「DCD-2500NE」。
このプレーヤーは、音の「聴かせどころ」が分かっているというか、
音の立ち上がりや、グッとくるニュアンスが、存分に楽しめる音でした。
組み合わせるアンプもデノン製にすると、いわゆる純正ペアが出来上がるのですが、
お好み次第で、他社製アンプとの組み合わせもアリだと思いました。
たとえば、私はラックスマンのL-507uxⅡを使っているのですが、
そこにデノンが組み合わさることで、音のパワー感を補ってくれる良さも感じました。
まさに組み合わせの妙といったところでしょうか。
まずは、「DCD-2500NE」。
ニューリリース(2016.01.14)
https://www.denon.jp/ja-jp/news/2016/pma-2500ne-dcd-2500ne-dnp-2500ne-launch-of-2500ne-series-a-new-benchmark-for-middle
製品情報ページ
https://www.denon.jp/ja-jp/shop/denonapac-sacdcdplayers_ap/dcd2500ne_ap
他社のプレーヤーから変えると、まず一聴して音の密度の高さを実感します。
端的に言えば、ボーカルの実在感が違います。
通常だと、ボヤッと薄味になってしまうボーカルも、
ムッチムチの肉声感(笑)をもって、存分に聴かせてくれました。
全体的には、脈動感や瞬発力で聴かせる感じで、
その中に、潤沢ともいえる低音の力感が備わっている、デノンらしいもの。
POPSやJAZZを聴くと最高の気分になれるのは間違いありません。
もちろん、歪感は全く感じないレベルで、音域バランスもピラミッド型なので、
クラシックでも、その魅力を堪能できると思います。
機能面では、ディスク再生に特化しており控えめですが、
こうした取捨選択が音質向上につながるのは、ピュアオーディオではよくある話です。
そして、「DCD-SX11」。
ニューリリース(2015.08.31)
https://www.denon.jp/ja-jp/news/launched-pma-sx11-integrated-amplifier-and-dcd-sx11-super-audio-cd-player
製品情報ページ
https://www.denon.jp/ja-jp/shop/denonapac-sacdcdplayers_ap/dcdsx11_ap
見た目は殆ど同じ。ただ、トレーの動きなど、細かな部分で高級感を感じさせます。
たしか、天板の造りも良かったはずです。
音を聴くと、やはり上級機の貫禄を感じます。
「2500」は、音の良さを積極的に聴かせてくれる感じなのですが、
こちらの「SX11」は、情報量が多く、ぶわっと包まれるような質感を出してきます。
パッと聴きでは、2500のほうがダイナミックに聞こえますが、
リファレンスプレーヤーとして味わいを感じられるのはSX11でしょう。
このクラスのプレーヤーだと、違った環境でじっくり聴き込んでみたい欲が出てきます。
試聴は短い時間でしたが、それだけの情報量の違いを感じさせられたのは、SX11のクオリティの高さゆえだと思います。
今回は、デノンの2機種をピックアップしましたが、
それぞれ発売から4~5年経っており、新製品の足音が聞こえてきそうです。
購入を考える身としては、なかなか悩ましいところです(笑)
実際に、2500のブラッシュアップ版と思われる構成で、
110周年記念モデル「DCD-A110」が先日登場しました。
ニューリリース(2020.09.08)
https://www.denon.jp/ja-jp/news/2020/20011
製品情報ページ
https://www.denon.jp/ja-jp/shop/denonapac-sacdcdplayers_ap/dcda110
特に初搭載の「Ultra AL32 Processing」は要注目で、
どのようなサウンドに仕上がっているか気になる所ですね。
また、試聴する機会があれば、日記書こうと思います!
私がいま使っているCDプレーヤーは、SONYの「CDP-MS1」。
(上記写真のプレーヤーです。)
光学固定式の名機で、性能的には全く不満がないものなのですが、
万一の故障に備えて、次の目星は付けておきたいなぁ~という気持ちがありました。
ちょうどコロナも落ち着いていた頃合いということで、
プレーヤーを試聴しに秋葉原へ行ってきました。
様々なメーカーのを聴いたなかで、ピンと来たのが、
デノンの「DCD-SX11」と「DCD-2500NE」。
このプレーヤーは、音の「聴かせどころ」が分かっているというか、
音の立ち上がりや、グッとくるニュアンスが、存分に楽しめる音でした。
組み合わせるアンプもデノン製にすると、いわゆる純正ペアが出来上がるのですが、
お好み次第で、他社製アンプとの組み合わせもアリだと思いました。
たとえば、私はラックスマンのL-507uxⅡを使っているのですが、
そこにデノンが組み合わさることで、音のパワー感を補ってくれる良さも感じました。
まさに組み合わせの妙といったところでしょうか。
まずは、「DCD-2500NE」。
ニューリリース(2016.01.14)
https://www.denon.jp/ja-jp/news/2016/pma-2500ne-dcd-2500ne-dnp-2500ne-launch-of-2500ne-series-a-new-benchmark-for-middle
製品情報ページ
https://www.denon.jp/ja-jp/shop/denonapac-sacdcdplayers_ap/dcd2500ne_ap
他社のプレーヤーから変えると、まず一聴して音の密度の高さを実感します。
端的に言えば、ボーカルの実在感が違います。
通常だと、ボヤッと薄味になってしまうボーカルも、
ムッチムチの肉声感(笑)をもって、存分に聴かせてくれました。
全体的には、脈動感や瞬発力で聴かせる感じで、
その中に、潤沢ともいえる低音の力感が備わっている、デノンらしいもの。
POPSやJAZZを聴くと最高の気分になれるのは間違いありません。
もちろん、歪感は全く感じないレベルで、音域バランスもピラミッド型なので、
クラシックでも、その魅力を堪能できると思います。
機能面では、ディスク再生に特化しており控えめですが、
こうした取捨選択が音質向上につながるのは、ピュアオーディオではよくある話です。
そして、「DCD-SX11」。
ニューリリース(2015.08.31)
https://www.denon.jp/ja-jp/news/launched-pma-sx11-integrated-amplifier-and-dcd-sx11-super-audio-cd-player
製品情報ページ
https://www.denon.jp/ja-jp/shop/denonapac-sacdcdplayers_ap/dcdsx11_ap
見た目は殆ど同じ。ただ、トレーの動きなど、細かな部分で高級感を感じさせます。
たしか、天板の造りも良かったはずです。
音を聴くと、やはり上級機の貫禄を感じます。
「2500」は、音の良さを積極的に聴かせてくれる感じなのですが、
こちらの「SX11」は、情報量が多く、ぶわっと包まれるような質感を出してきます。
パッと聴きでは、2500のほうがダイナミックに聞こえますが、
リファレンスプレーヤーとして味わいを感じられるのはSX11でしょう。
このクラスのプレーヤーだと、違った環境でじっくり聴き込んでみたい欲が出てきます。
試聴は短い時間でしたが、それだけの情報量の違いを感じさせられたのは、SX11のクオリティの高さゆえだと思います。
今回は、デノンの2機種をピックアップしましたが、
それぞれ発売から4~5年経っており、新製品の足音が聞こえてきそうです。
購入を考える身としては、なかなか悩ましいところです(笑)
実際に、2500のブラッシュアップ版と思われる構成で、
110周年記念モデル「DCD-A110」が先日登場しました。
ニューリリース(2020.09.08)
https://www.denon.jp/ja-jp/news/2020/20011
製品情報ページ
https://www.denon.jp/ja-jp/shop/denonapac-sacdcdplayers_ap/dcda110
特に初搭載の「Ultra AL32 Processing」は要注目で、
どのようなサウンドに仕上がっているか気になる所ですね。
また、試聴する機会があれば、日記書こうと思います!
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