今年のサウンドウェスティバルの発表は、「コンテストの注目作品を聴く」ということで、ミューズの方舟会員の過去の出品作が集まりました。
それぞれの作品について、レポートしていきます!
「ラミ参号」 田中氏作
田中さんの「ラミ参号」は、アクリルとフィンランドバーチ合板の積層構造。スピーカーユニットはFE83の良さを引き継ぐ「FOSTER C080P33S」を使用。
昨年に続き、芯のある音で、録音のリアリティを感じることができました。 本体のリジッドな構造だけでなく、真鍮ワッシャーを重ねて作ったというバスレフダクトの効果もあるのだと思います。
「デュール・ムー」 井上氏作
井上さんの「デュール・ムー」は、アルミと真鍮素材で製作された密閉型。
約7kgあるという真鍮のデッドマスと、アルミパイプ切断の本体を合わせており、15kgの重量級のスピーカーです。
昨年の「SacanSpeak 10F-8424G00」から「同 10F-8422-03(Stereo誌付録)」へユニットを変更し、様々な音楽ジャンルへの対応力を向上させているのが印象的でした。
「五稜郭」 内野氏作
内野さんの「五稜郭」。 内部は一般的なダブルバスレフですが、キッチリ組み立てられた5角形エンクロージュアがスピーカー製作の技量の高さを感じさせます。
ユニットは「ALPINE DSL-108X」。ダブルバスレフならではの豊かで余裕のある音が楽しめました。 ちなみに、自宅では「FE103En」を装着しているとのことで、そちらも聴いてみたかったです!
「チューバ ソルデス」 前田氏作
会長の前田さんの作品「チューバ ソルデス」。 雑誌にも掲載された「チューバベーシック」と同構造(2回折り返し音道+3角形空気室)ながら、こちらはさらなる作り込みがされているよう。
FE126Eからしっかりとした重低音を取り出すことができており、設計の確かさを感じることができました。出品に先立って再チューニングをしたのが効いたのか、近年のアクリルシリーズに通じる精度の高い音でした。
「FLAT-8」 内田氏作
内田さんの「FLAT-8」は、ナショナルの「AJ-500」を8本使用したシステム。1996年の製作から20年が経っていますが、それを感じさせないデザインが素晴らしいです。
大面積の後面開放ということで、面で押してくるようなサウンドが印象的でした。スリムな後面開放型(平面バッフル型)ながら、トーンゾイレ方式ゆえか低音もしっかり鳴らせていました。
内田さんは、様々なシステムを持参しており、ここでも簡単に説明しようと思います。
「AU-881P レゾナンス」
FOSTEX 6N-FE88ESを使用した共鳴管型。音道は2.3m。
「AU-3582DBV ボイド三世」
TangBand W3-582SBを使用したダブルバスレフ型。
「AU-SS10B スライス」
SacanSpeak 10F-8422-03(Stereo誌付録)を使用した、バスレフ型。
エンクロージュアは、石膏ボードの積層構造。
「AU-F8BT ツイスト」
FOSTER C080P33Sを使用した、バスレフ型。
ここまでで、私のを含めて6名10機種を紹介しました。 うーん、満腹感がありますね(笑)
しかし、サウンドウェスティバルは、まだまだ中間地点。
このブログでも順次レポートしていきますので、お楽しみに!
それぞれの作品について、レポートしていきます!
「ラミ参号」 田中氏作
田中さんの「ラミ参号」は、アクリルとフィンランドバーチ合板の積層構造。スピーカーユニットはFE83の良さを引き継ぐ「FOSTER C080P33S」を使用。
昨年に続き、芯のある音で、録音のリアリティを感じることができました。 本体のリジッドな構造だけでなく、真鍮ワッシャーを重ねて作ったというバスレフダクトの効果もあるのだと思います。
「デュール・ムー」 井上氏作
井上さんの「デュール・ムー」は、アルミと真鍮素材で製作された密閉型。
約7kgあるという真鍮のデッドマスと、アルミパイプ切断の本体を合わせており、15kgの重量級のスピーカーです。
昨年の「SacanSpeak 10F-8424G00」から「同 10F-8422-03(Stereo誌付録)」へユニットを変更し、様々な音楽ジャンルへの対応力を向上させているのが印象的でした。
「五稜郭」 内野氏作
内野さんの「五稜郭」。 内部は一般的なダブルバスレフですが、キッチリ組み立てられた5角形エンクロージュアがスピーカー製作の技量の高さを感じさせます。
ユニットは「ALPINE DSL-108X」。ダブルバスレフならではの豊かで余裕のある音が楽しめました。 ちなみに、自宅では「FE103En」を装着しているとのことで、そちらも聴いてみたかったです!
「チューバ ソルデス」 前田氏作
会長の前田さんの作品「チューバ ソルデス」。 雑誌にも掲載された「チューバベーシック」と同構造(2回折り返し音道+3角形空気室)ながら、こちらはさらなる作り込みがされているよう。
FE126Eからしっかりとした重低音を取り出すことができており、設計の確かさを感じることができました。出品に先立って再チューニングをしたのが効いたのか、近年のアクリルシリーズに通じる精度の高い音でした。
「FLAT-8」 内田氏作
内田さんの「FLAT-8」は、ナショナルの「AJ-500」を8本使用したシステム。1996年の製作から20年が経っていますが、それを感じさせないデザインが素晴らしいです。
大面積の後面開放ということで、面で押してくるようなサウンドが印象的でした。スリムな後面開放型(平面バッフル型)ながら、トーンゾイレ方式ゆえか低音もしっかり鳴らせていました。
内田さんは、様々なシステムを持参しており、ここでも簡単に説明しようと思います。
「AU-881P レゾナンス」
FOSTEX 6N-FE88ESを使用した共鳴管型。音道は2.3m。
「AU-3582DBV ボイド三世」
TangBand W3-582SBを使用したダブルバスレフ型。
「AU-SS10B スライス」
SacanSpeak 10F-8422-03(Stereo誌付録)を使用した、バスレフ型。
エンクロージュアは、石膏ボードの積層構造。
「AU-F8BT ツイスト」
FOSTER C080P33Sを使用した、バスレフ型。
ここまでで、私のを含めて6名10機種を紹介しました。 うーん、満腹感がありますね(笑)
しかし、サウンドウェスティバルは、まだまだ中間地点。
このブログでも順次レポートしていきますので、お楽しみに!
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