オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)

スピーカー工房「オーディフィル(AudiFill)」の公式ブログ。
リアルで心地よい音の【ひのきスピーカー】を製作中。

石丸電気にてSACDプレーヤー比較試聴!!@秋葉原

2007年04月03日 23時01分47秒 | オーディオ
前回の続きで、完全個室の石丸電気レフィーノ&アネーロ試聴室にて・・・

今回の目的は、SACDプレーヤーの比較試聴です。
用意した機種は、
エソテリック(ESOTERIC) SA-60 (定価46万)
デノン DCD-SA1 (定価52万)
マランツ SA-7S1 (定価73万)
10年後位に中古でギリギリ狙える価格帯という選択です。
組み合わせたアンプは
アキュフェーズ A60(パワーアンプ)
アキュフェーズ C2810 (プリアンプ)
で、スピーカーは
ソニー SS-AR1(定価89万)
これは、癖の無い音を聞くという目的での選択です。ソニー製高級スピーカーは今回初めて聴きますが、癖の無い国産的&リファレンス的な音を期待。

まずは、エソテリック SA-60から。
驚いた事に、テレオンで聴いたJBL DD66000と非常に似た音がする!
「エソテリック+アキュフェーズ」の音を両者のスピーカーがダイレクトに聴かせているためだろうか・・・
中低音が飽和気味のところも、テレオンでの印象と同じ。
どうやら、「エソテリック+アキュフェーズ」の組み合わせは、中低音過剰になるらしい。
やはりJBLとの違いは、音の速さ(レスポンス)であり、ソニーの方が全域で「まったり」している感じで、小太鼓の切れ味が不足気味。

次にデノン DCD-SA1へ交換。
エソテリックより、音に「張り」がでた感じ。ただ、僅かにピークがあるようにも感じられる。
低く締まった低音が放出され、定位も改善。
打楽器の連打は「鈍器」のような音!
ただ、逆に小太鼓の軽妙な感じは出せず、小太鼓の「カワ」が厚くなったように感じる。
これが、いわゆる「デノンサウンド」なのか・・・?

最後にマランツ SA-7S1へ交換。
音のレスポンスに愕然。
JBL DD66000に匹敵する早い立ち上がりの音がソニースピーカーから出ているではないか!!
しかも、高音にピークがあるようにも感じられず、一切の刺激感をも伴わずに身体へ浸透する感じ
これは「本当の」立ち上がりが早い音だ。
ボーカルも自然。デノンで不自然さを感じた小太鼓の音も合格。
低音の重量感はデノンに劣るが、立ち上がりが高速なので不足感を感じさせない。


総括
・3種三様の音でしたが、私はマランツの音が好き
・後で気付いた事ですが、マランツは一段上の価格帯でした。(といっても50万円前後の製品が無いのです・・・)
・エソテリック以外は各社の最上級機だったので、エソテリックは若干不利だったかも。
SACDプレーヤーにマルチチャンネルアナログ出力は必須だと私は考えるので、マランツやデノンは今後の商品に期待したい。
ソニーのSS-AR1は予想通り、癖の無いサウンドだった。
・アキュフェーズ+エソテリックは禁断の組み合わせなのかも・・・


充実した2時間の試聴を終えた後、石丸を後にしました。
この後、何気なくダイナミックオーディオ5555へ立ち寄ったのですが・・・・・・・!

続きは次回!

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