オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)

スピーカー工房「オーディフィル(AudiFill)」の公式ブログ。
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テレオンにてDD66000試聴!(その2)

2007年03月31日 10時47分59秒 | オーディオ
先日の日記「テレオンSound110にてJBL エベレストDD66000試聴!(その1)」の続きです。

スピーカーとプレーヤーは
JBL エベレストDD66000
エソテリック X-01D2(SACDプレーヤー)
で共通なのですが、パワー&プリアンプをアキュフェーズの組み合わせ
アキュフェーズ A60(パワーアンプ)
アキュフェーズ C2810 (プリアンプ)
からラックスマン(LUXMAN)の組み合わせ
ラックスマン M-800A(パワーアンプ)
ラックスマン B-1000f(モノーラルパワーアンプ)
ラックスマン C-1000f(プリアンプ)
へ替えて、音の変化・傾向を探りました。

まず、ラックスマンのM-800AとC-1000fの組み合わせを試聴。箇条書きでいきます。
・アキュフェーズよりシェイプアップされた感じで、よりシャープな音像
中低音のふくらみ(飽和感)は減少し、気にならなくなった。
・打楽器は「バチン」と鳴らさずに、軽くサラリと表現する。
・和太鼓の超低域は変化なしだが、小太鼓は密度感が損なわれ、存在感が薄くなる
左右方向の広がりが、アキュフェーズより広く再現される。
・オーケストラは、楽器の定位を鋭く描くが、楽器と楽器の間に不要な隙間が出来てしまい、音が寂しく感じる

全体的な感想としては、よく言えば「整理された節度のある音」といった感じで、悪く言えば「萎れた感じの音」だと感じました。

次に、プリはそのままで、パワーアンプをB-1000fへ替えた。
・A800に余裕が出た感じ。
全体バランスはほぼ同じ
・シンバルの再現性が良い、という域を超えて、芸術的な音の響きを聴かせる
・「まなび~」の打楽器は軽快な感じに再現される。
・「新世界~」のようなオーケストラはサッパリとした感じで再現され、木管楽器の上質な響きは最高だが、金管楽器はもう少し密度感が欲しい
・JAZZボーカルは「こなれた」感じでスムーズな音だが、もう少し「ギザギザ」感や「あくどさ」があったほうが良い。(好みの問題ですが・・・)


う~ん。どうも私はアキュフェーズの方が好みのようです。
今回はエソテリックのプレーヤーを使用しましたが、ラックスマンのユニバーサル機やアキュフェーズのセパレートSACDプレーヤーを使うと、また別の結果になったのかもしれません。
あと、アンプを変えた際に、使用したケーブルは異なったものを使った事が音質にも影響しているかと思います。


注)この試聴感想は、私がテレオンSound110の7階にて3月19日に試聴した結果によるものです。
仮に、同システムで違う試聴感想をお持ちの方がいらっしゃっても、それは当然の事です。

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1 コメント

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Unknown (mozon)
2007-04-03 12:06:10
聴いてきた音を文章で巧みに伝える表現力に、脱帽いたしました!
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