引き続き、共鳴管型スピーカーの断面積テスト。
ver3.x(断面積75cm^2、振動板面積の1.5倍、 管長 約2.5m)の共鳴管と、
ALPINE DLS-108Xの組み合わせです。
ver3.0(ユニットは閉管端より35cm) + DLS-108X
[軸上1m]
[開管部]
[ユニット近接]
ver3.1(ユニットは閉管端) + DLS-108X
[軸上1m]
[開管部]
[ユニット近接]
<f特考察>
一見して、非常に共振が弱いことが分かる。
ユニット近接位置での周波数特性で、共鳴周波数にディップが生じているので、共鳴自体は起こっているようだが明らかに小さい。開口位置での測定結果では、一倍振動と三倍振動はピーク位置を見つけるのさえ困難。
こんな状態でも、ピークディップの周波数は断面積とは関係なく、ver1.x、ver2.xと同じ所に出現している。
今回の断面積は、ユニット振動板の1.5倍なので、先人の実験結果と比較して小さすぎるわけではない。MJ連載の小澤氏はこの程度の断面積でも明確な共鳴を得ている。おそらく、箱の組み方(ネジ止め)が甘かったか、管の折り返し部分の気流抵抗が大きすぎたか…
<試聴感想(ver3.1のみ)>
残念ながら、低音は出てない。
f特では中低音(150~300Hz)にピークが見えるが、聴感上は気にならず、むしろボーカルの豊かさにつながっている。
ver3.x(断面積75cm^2、振動板面積の1.5倍、 管長 約2.5m)の共鳴管と、
ALPINE DLS-108Xの組み合わせです。
ver3.0(ユニットは閉管端より35cm) + DLS-108X
[軸上1m]
[開管部]
[ユニット近接]
ver3.1(ユニットは閉管端) + DLS-108X
[軸上1m]
[開管部]
[ユニット近接]
<f特考察>
一見して、非常に共振が弱いことが分かる。
ユニット近接位置での周波数特性で、共鳴周波数にディップが生じているので、共鳴自体は起こっているようだが明らかに小さい。開口位置での測定結果では、一倍振動と三倍振動はピーク位置を見つけるのさえ困難。
こんな状態でも、ピークディップの周波数は断面積とは関係なく、ver1.x、ver2.xと同じ所に出現している。
今回の断面積は、ユニット振動板の1.5倍なので、先人の実験結果と比較して小さすぎるわけではない。MJ連載の小澤氏はこの程度の断面積でも明確な共鳴を得ている。おそらく、箱の組み方(ネジ止め)が甘かったか、管の折り返し部分の気流抵抗が大きすぎたか…
<試聴感想(ver3.1のみ)>
残念ながら、低音は出てない。
f特では中低音(150~300Hz)にピークが見えるが、聴感上は気にならず、むしろボーカルの豊かさにつながっている。
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