オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)

スピーカー工房「オーディフィル(AudiFill)」の公式ブログ。
リアルで心地よい音の【ひのきスピーカー】を製作中。

FE83E用 試作4号機の設計

2010年08月22日 12時07分09秒 | オーディオ
とりあえず、自分の
「こうしたら、どういう音なんだろう?」
を試す毎日です。
目的地へ直行というより、地図を作り上げるイメージ?

さて、今回作っている(進行形w)スピーカーは、
こんな感じです。



初めて「首」らしきものがある形で、
スワン族と同じ考え方で、中高域の質(音場感とか)を上げられるのではないかと考えています。

前回上手く行った、折り返しの多い音道は継承しつつも、
より低音量感を稼ぐために、
(1)VW方式の音道
(2)コーナー部の処理
(3)ホーン定数の変更
を行いました。

(1)ですが、
音道の幅が一定だと、ホーン序盤では断面が潰れたような形になってしまいます。
そこで、本作では音道幅を5.0cm→5.6cm→6.8cm→8.0cm→12.0cmと段階的に増やしています。(variable width、VW方式)

(2)では、
コーナー部を滑らかに処理しています。以前も何回かこの方式を導入したことがあるのですが、ホーンからの出音がキレイになるイメージがあります。(なんとも抽象的な表現w)

(3)は、
ホーンは長く、広がり率は小さく、が低音を稼ぐ条件ではありますが、
8cmフルレンジでは80Hz前後まで量感豊かに出ればOKかな?と考え、
あえて、ホーンを短く・広がり率は大きくしています。
吉と出るか凶と出るか・・・

今日の午後には完成すると思います。

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