オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)

スピーカー工房「オーディフィル(AudiFill)」の公式ブログ。
リアルで心地よい音の【ひのきスピーカー】を製作中。

FE83En用 試作6号機の 外観

2010年09月18日 10時12分31秒 | オーディオ
前回の日記では、慌しく設計概要を紹介してしまいましたが、
今回は、外観についても触れたいと思います。

まずは、音道

後ろ側で上下に3回折り返してから、
前側で左右に3回折り返します。

長岡鉄男氏の代表作、スワン(10cmフルレンジ用)・フラミンゴ(8cmフルレンジ用)と似た外見ですが、
構造的には炭山アキラ氏の「カイツブリ(8cm用)」や「おしどり(10cm用)」と似てしまいました。


外観だとこんな感じ。

横幅サイズは35cmなので、スワンより若干小さいですがフラミンゴよりかなり大きくなりました。
ヘッド部が小さくなったので、ルックス的にも安定したと思います。

正面から見ると恰幅の良い体格なのですが、横から見ると…

ペラペラですw
このガッカリ感(?)はエベレストDD66000並かもしれません(謎
(本体部の)奥行きは20cm弱と、フラミンゴよりずっと小さいです。
ホーンが前面開口なので、壁ピタ設置にすれば非常に省スペースと言えるかもしれません。


スワン族との一番の違いは…

消音機構を持った「ぬらりひょんヘッド」でしょうか。
奥行きは30cm程度ありますが、この程度の長さでは ~250Hzの中域以上を吸音するに留まるはずなのでホーン動作的には問題ないと思います。
考え方としては、オリジナルノーチラスと一緒ですね。この形状では低域吸音が困難なので、3wayの800シリーズには「膨らみ」を持たせた「ノーチラスヘッド」が出来たとか。


完成から一週間が経って、中高域のチューニングも進んでいます。
コンテスト用の完成品は、今後新たに作製しようと思います。
寸法の微調整(設計ミス修正)や、高級材の使用などを考えています。

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