米軍ヘリの墜落事故・・・

　米軍のヘリが訓練中に墜落して、米兵１名が亡くなったそうです。

　昨日の報道では、行方不明だったのですが・・・。

　この事故を受けて、仲井沖縄県知事が大慌てで東京に行って、事故の徹底究明と安全対策を政府に直訴したとか・・・。

　この事故、政治家以外の沖縄の県民は、一体どう捉えているんでしょうか？

　「危険で怖い！」と言うのが大半でしょうが、基地で働いてる人や基地関連事業で働いてる人は「お願いだから事故だけは起さんといて！　また基地反対運動の声が大きくなる！」と言ってるのが本音ではないでしょうか。

　沖縄県では、日本に復帰時にあった１５％の基地関連予算から現在では５％の予算に減ってると言ってますが、沖縄振興予算は、自民党政権になって６４億円も増えて（民主党の鳩山バカ総理のお陰で）３００１億円になってるそうです。

　この予算には、軍用地料８８０億、軍雇用員給与４６０億、軍関係消費５００億等が含まれています。

　これで沖縄振興予算と言う名前がついているのをおかしいと思いませんか？

　さらに、米軍兵が暮らす基地の外の民間地域にある住宅の建設や維持には、また別の予算が組まれていたり、基地があるために予算化されている高率補助金もあるそうな・・・。

　仲井知事が大阪の橋下市長が「八尾空港にオスプレイを・・・」といった時に「もっと真剣に考えて発言しろ！」というような苦言を呈した陰には「沖縄にとって大切な国からの米軍予算を盗られてたまるか！」という魂胆が見え見えでした。

　話は戻りますが米軍関連事故について「日米地位協定」というのがあって、事故原因の詳しい調査報告（本当の）なんて米国から日本政府にある訳がありません。

　そんなの日本に出したらおバカな政治家や官僚がマスコミにすぐリークしちゃいますからね。

　本当の原因が漏れたら、それこそ軍事機密がバレちゃいます。

　ヘリの性能（これはほとんど分かってるからあんまり関係ないかもしれん）やパイロットの技量（多分これが一番だと思う）などなど、最大の軍事機密が絡んでいるからです。

　こうした事故の詳細は、多分大統領をはじめとする一部の米国の指導者にしか伝えられないでしょう。

　安倍首相には、オバマ大統領から謝意と一般に公表される情報＋αぐらいが提供されるんでしょう。

　仲井知事も、そんなこと分かり切ってるのに、県民や一部労組、マスコミ関係者の声を押さえるために、東京まで慌てた風情で飛んでいくという茶番劇をしてるんだと思います。

　もう、そんな国民を無視した茶番劇はやらんでもええから、沖縄県に対して「本当に基地がいらんのなら、振興予算や高率補助金は、基地を受け入れてくれる他の県にお渡しする」と言ってしまえばええんです。

　そしたら、沖縄の人も真剣に基地について考えるでしょう。

　今のように、国民をだますような予算項目を立てて、米軍基地を存続させる時代は終わりにしましょう。

　「電気は欲しいけど、原発はここにはいらない、どっか他のところに造れ」と言ってるのと同じで、本当に米軍基地が我々にとっていらないもの（独自の軍を持つか、周辺国に攻められて滅ぼされるか←中国や韓国・北朝鮮の難癖に対応できる政治家や官僚は日本におらんから、あっという間に上げ足をとられて戦争に突入なんてことにならんとも限らへん・・・、そうなったら大変だぁ～）ならさっさとアメリカに帰ってもらいましょう。

　じいちゃんは、やっぱり中国が怖いから「アメリカさん、帰らないで！」と言いたいです。

　そして、日本の他の地域のどこよりも米軍の活動が容易な沖縄に、大変だろうけど、現在と同様の負担（できるだけ市街地から離れた沖縄本島北部に基地を移設して）をしていただくのが一番いいとおもっとるんですが・・・、じいちゃんのエゴでしょうか？