マー君、すごぉ～い！

　東北楽天イーグルスの田中将大投手が連勝記録を伸ばし、日本新記録の２１連勝を達成しました。

　これは、凄いことでジャイアンツの松田投手、西鉄ライオンズの稲尾投手の連勝記録を半世紀ぶりに塗り替えました。半世紀ぶりですよ！　約５０年ぶり！　じいちゃんが小学生の頃活躍してた投手たちですよ！

　ただ、稲尾の連勝記録は同一シーズンに達成されたもので、今季１７連勝のマー君は、後４連勝すると、この記録も破ってしまうということになります。

　マー君がイーグルスに入団した頃の野村監督の名言で「マー君神の子、不思議な子」というのがありますが、星野現監督は「稲尾投手は鉄腕と呼ばれていたが・・・」という記者の質問に「（マー君は）プラチナか？」と答えたということです。

　今年のイーグルスは、創立９年目で初優勝を狙える所にいます。

　タイガースもそうでしたが、野村監督の後を継いだ星野監督が優勝するという図式が何だか出来上がってるようです。

　野村が技術を定着させ、星野が精神力を強化させて優勝ってな感じでしょうか。

　マー君も多分、野村監督から捕手から見た投球術を伝授され、星野監督から打者に向かって行く精神力の強化と投手ならではの投球術の両方を教授されたんではないでしょうか。

　日本でも名将と言われる技術論と精神論を代表する監督二人に巡り合えたマー君は、本当に素晴らしい投手に成長したと思います。

　甲子園で覇権を争ったファイターズの斎藤投手に大きく水をあけて、かわいい嫁はんをもらい、大変だろうけど人生最高の時間を過ごしていることでしょう。

　さて、この活躍でメジャー球団がマー君をほっとくはずはありません。

　多数の球団が虎視眈々と彼を狙っていることでしょう。

　ダルビッシュのようにマー君もメジャーへ行ってしまうんでしょうか？

　以前、ファイターズでダルビッシュを指導していた現イーグルスの山本投手コーチは「打者との能力の差がある。ダルビッシュもそうだった。気持ちを込めれば、そうは打たれない。田中もそうなりつつある。」と言っています。

　ファイターズの絶対エースに成長したマー君・・・。

　一度はメジャーのスンゴイ打者たちとの対戦を見たいと思うのは、じいちゃんだけでしょうか。

　ただ、そのままメジャーにいてもらっては困るので、メジャーの打者を１年間メッタメッタになで切りにして、すぐにドラゴンズの投手として戻ってきてくれないかなぁ～なんて都合のいいことを考えてしまうじいちゃんはアホでしょうか？