若田さん宇宙へ！

　宇宙飛行士の若田光一さんが４回目の宇宙へと旅立ちました。

　彼が乗った宇宙船ソユーズは地球を４周して宇宙ステーションとドッキング、若田さんは来年の５月まで宇宙ステーションに滞在するそうです。

　そして、彼は来年の３月にアジア人初の宇宙ステーションの船長に就任します。

　そんな若田さんの年齢は５０歳・・・。

　じいちゃんよりたった８歳下でしかありません。

　宇宙での長期滞在なんて物凄く体力がいるだろうし？、地球に帰って来てからの体調は大丈夫なんだろうかと心配してしまいます。

　まあ、日々ノンベンダラリと生活してるじいちゃんと違って厳しい訓練を積んでいるでしょうから、本人はなんぼのもんじゃいということでしょうが、５０歳と言えば一昔前だったらもう死んじゃってるような年齢です。

　さて今回ソユーズと宇宙ステーションのドッキングはソユーズが打ち上げられてからたった６時間で行われたそうで、これは画期的なことだったということです。

　これまでは二日間ほどかかって宇宙ステーションとソユーズがドッキングしていましたが、今回はわずか６時間・・・。

　様々な機器を入れ替えて、このスピードが実現したそうです。

　こうした実験を通して人類は、将来一体どこに行こうとしてるんでしょうか？

　自分たちが破壊した地球を捨てて火星や木星に移住するんでしょうか？

　宇宙もいいけど、壊しかけている地球にしっかりと目を向けることも必要でしょう。

　福島原発事故はまったく終息しないし（政府の意に反して）、これからの展望も開けていません。

　宇宙ステーションでの研究が原発廃棄のための何かの役に立てば、そんな結構なことはありません。

　ちまたには、宇宙へ行くために必要な研究から生まれた様々な生活必需品が溢れる時代になっています。

　それはとてもいいことだとじいちゃんは思います。

　が・・・、「宇宙から見る地球はとても美しい」という話よりも「汚染水で魚が食べられない」という風評被害にさらされている漁師さんたちの話の方がよっぽど心配です。

　人類にとって「未来への希望」も大切だとは思いますが、現実の世界で苦しんでいる人たちを助けることがもっと大事じゃないかとじいちゃんは思います。