なにかと話題になっている「特定秘密保護法案」が昨夜衆議院で強行採決されました。
福島の公聴会で意見を述べた7人全員が反対したのに、それを無視する形で翌日の強行採決というのはあまりにも拙速ではないでしょうか。
昨日の特別委員会のTV中継を見ていましたが、野党の質問内容は同じものばかりで本当にこの法案の矛盾点が分かってるのかどうかさえ伝わってこないし、与党議員の質問の際には「同じ質問の繰り返しで、これ以上議論しても仕方ない」というような話も出ていました。
今日の朝刊にその法案の修正部分のほぼ全文が出てたので、じいちゃん隅々まで読んでみましたが、この法案に書いてある内容を政府や官僚が確実に担保してくれるという保障があるなら「まあ仕方ないかぁ~」と思うものです。
しかし、ちょっとはみ出すとえらいことになるという箇所がたくさんあり、あまりにも不透明感を感じずにはいられない部分も多々あります。
このあたりが多くの人々が反対している理由で、政府や官僚組織のための法律みたいなことになると国民は完全に「知る権利」を失ってしまうことになりかねません。
やっぱりこういう誰が読んでも危惧するような内容の法律はアカン!。
明瞭で誰が読んでも安心できるものでないと・・・、いつの間にやら国民を縛り付けるような内容のものではダメだと思います。
あんまり話題にはなっていませんが、この法案の中で「第四章 特定秘密の取扱者の制限」という項目があり、特定秘密を取り扱う人はその家族や同居人など関わりのある人の個人情報を調べて適性を判断するという部分があります。
但し、この適正評価をされない人として「行政機関の長(首相?)」「国務大臣」「内閣官房長官」「副大臣」「政務次官」が挙げられています。
この人たち・・・適正評価をされない人はみんな政治家です。
これっておかしくないでしょうか?
確かに政治家本人は財産などをはじめその身辺は広く公開されています(その中には配偶者の財産として隠されてるものもいっぱいあるでしょ!)が、その家族に関してはほとんどが公開されていません。
ということは、秘密にかかわる官僚たちの身辺は隅々まで調べるけど、自分たちの家族は守るというこの体質こそがこの法案の最も大きな問題点だとじいちゃんは思います。
こうした「なんで?」と首を傾げてしまうような内容が、そこここに散りばめらているのがこの法案の不気味なところです。
大体政治家本人が怪しげな人が多いのに大丈夫なんでしょうか?
よく聞く話ですが、アホな政治家がハニートラップに引っかかって「秘密漏えい」なんてよくある話です。
政治家の家族だって「利権」欲しさに群がってる人も多いのに、そんな人たちは野放しで「まじめに働く一官僚の同族」はあれやこれやと調査されてしまいます。
その調査項目も第1項はあまりにも当たり前なので省略しますが・・・
二 犯罪及び懲戒の経歴に関する事項(犯罪は仕方ないけど、会社をクビ(リストラなどで)になったらアカンの?)
三 情報の取扱いに係る非違の経歴に関する事項(内部情報を公開して不正を暴いた人はアカンの?)
四 薬物の濫用及び影響に関する事項(覚せい剤はダメだよね)
五 精神疾患に関する事項(頭おかしくなって何でもかんでも喋っちゃうような奴はアカンよね)
六 飲酒についての節度に関する事項(泥酔して下ネタなんてもってのほかです)
七 信用状態その他の経済的な状況に関する事項(貧乏人のじいちゃんはこれに該当)
というものです。
この中でじいちゃんがおもしろいなぁ~と思ったのは五と六です。
世の中で一番精神状態がよくないのは政治家じゃないかと思うし、飲酒してあらぬことをしゃべってしまうのは誇大妄想的にいつもできない公約をしてる政治家じゃないかと・・・。
家族を調べる前に、秘密情報を取り扱う政治家本人を徹底的に調査した方がましじゃないかと思うんですが(もしかしたら家族の他に特定の女性とお付き合いしてたりして、アッこれも特定情報か! 保護しなきゃ~・・・!)・・・。
今回の強行採決も多くの国民がその内容の悪さに気がつき始めて反対の声が高まってきたので、さっさと可決しないと廃案になっちゃうという危機感から出た行動だということは丸分かりです。
こんなことしかできない安倍政権は国民の大きな期待を裏切る懈怠(けだい:善を修する積極性がなく、また悪は進んで行なう心の状態のこと)の政治を行ったと歴史評価されてしまうんじゃないかと思います。
福島の公聴会で意見を述べた7人全員が反対したのに、それを無視する形で翌日の強行採決というのはあまりにも拙速ではないでしょうか。
昨日の特別委員会のTV中継を見ていましたが、野党の質問内容は同じものばかりで本当にこの法案の矛盾点が分かってるのかどうかさえ伝わってこないし、与党議員の質問の際には「同じ質問の繰り返しで、これ以上議論しても仕方ない」というような話も出ていました。
今日の朝刊にその法案の修正部分のほぼ全文が出てたので、じいちゃん隅々まで読んでみましたが、この法案に書いてある内容を政府や官僚が確実に担保してくれるという保障があるなら「まあ仕方ないかぁ~」と思うものです。
しかし、ちょっとはみ出すとえらいことになるという箇所がたくさんあり、あまりにも不透明感を感じずにはいられない部分も多々あります。
このあたりが多くの人々が反対している理由で、政府や官僚組織のための法律みたいなことになると国民は完全に「知る権利」を失ってしまうことになりかねません。
やっぱりこういう誰が読んでも危惧するような内容の法律はアカン!。
明瞭で誰が読んでも安心できるものでないと・・・、いつの間にやら国民を縛り付けるような内容のものではダメだと思います。
あんまり話題にはなっていませんが、この法案の中で「第四章 特定秘密の取扱者の制限」という項目があり、特定秘密を取り扱う人はその家族や同居人など関わりのある人の個人情報を調べて適性を判断するという部分があります。
但し、この適正評価をされない人として「行政機関の長(首相?)」「国務大臣」「内閣官房長官」「副大臣」「政務次官」が挙げられています。
この人たち・・・適正評価をされない人はみんな政治家です。
これっておかしくないでしょうか?
確かに政治家本人は財産などをはじめその身辺は広く公開されています(その中には配偶者の財産として隠されてるものもいっぱいあるでしょ!)が、その家族に関してはほとんどが公開されていません。
ということは、秘密にかかわる官僚たちの身辺は隅々まで調べるけど、自分たちの家族は守るというこの体質こそがこの法案の最も大きな問題点だとじいちゃんは思います。
こうした「なんで?」と首を傾げてしまうような内容が、そこここに散りばめらているのがこの法案の不気味なところです。
大体政治家本人が怪しげな人が多いのに大丈夫なんでしょうか?
よく聞く話ですが、アホな政治家がハニートラップに引っかかって「秘密漏えい」なんてよくある話です。
政治家の家族だって「利権」欲しさに群がってる人も多いのに、そんな人たちは野放しで「まじめに働く一官僚の同族」はあれやこれやと調査されてしまいます。
その調査項目も第1項はあまりにも当たり前なので省略しますが・・・
二 犯罪及び懲戒の経歴に関する事項(犯罪は仕方ないけど、会社をクビ(リストラなどで)になったらアカンの?)
三 情報の取扱いに係る非違の経歴に関する事項(内部情報を公開して不正を暴いた人はアカンの?)
四 薬物の濫用及び影響に関する事項(覚せい剤はダメだよね)
五 精神疾患に関する事項(頭おかしくなって何でもかんでも喋っちゃうような奴はアカンよね)
六 飲酒についての節度に関する事項(泥酔して下ネタなんてもってのほかです)
七 信用状態その他の経済的な状況に関する事項(貧乏人のじいちゃんはこれに該当)
というものです。
この中でじいちゃんがおもしろいなぁ~と思ったのは五と六です。
世の中で一番精神状態がよくないのは政治家じゃないかと思うし、飲酒してあらぬことをしゃべってしまうのは誇大妄想的にいつもできない公約をしてる政治家じゃないかと・・・。
家族を調べる前に、秘密情報を取り扱う政治家本人を徹底的に調査した方がましじゃないかと思うんですが(もしかしたら家族の他に特定の女性とお付き合いしてたりして、アッこれも特定情報か! 保護しなきゃ~・・・!)・・・。
今回の強行採決も多くの国民がその内容の悪さに気がつき始めて反対の声が高まってきたので、さっさと可決しないと廃案になっちゃうという危機感から出た行動だということは丸分かりです。
こんなことしかできない安倍政権は国民の大きな期待を裏切る懈怠(けだい:善を修する積極性がなく、また悪は進んで行なう心の状態のこと)の政治を行ったと歴史評価されてしまうんじゃないかと思います。