太平洋を越えて津波が・・・

　昨日の朝南米のチリ沖で発生したマグニチュード８．７の地震による津波が日本に押し寄せています。

　地震が起きてから約１日で太平洋を越えてやって来た津波は、２０センチから１メートルぐらいと予想され、特に東日本大震災で津波に襲われた三陸沿岸では住民の多くが高台に避難しているようです。

　以前仕事で訪れた三重県の町で、昔チリ沖で起きた地震の津波で多くの人が命を落としたという話を聞きました。

　海岸沿いの崖の下に慰霊碑があったり、高台の中腹にここまで津波が来たという記録が残っていました。

　当時は現在のように、世界中に即座に情報が伝わる時代ではなく、漁業で生計を立てていた人々が何の前触れもなく訪れた津波に飲み込まれてしまいました。

　そんな時代に比べると今は、地球の裏側で起こった出来事が瞬時に伝えられてきます。

　今回のチリ沖地震では、被害状況もさることながら震源地に近いイキケにある女性刑務所から３００人の受刑者が脱走し、チリ政府は軍を派遣して治安維持にあたるというニュースも流れています。

　ワイドショーでは、どのチャンネルも津波がやって来てる海岸線から生中継が行われています。

　じいちゃんの生活の基盤は、水害（洪水など）・風害（台風など）で被害を受けやすい場所には絶対に住まないということです。

　大学や仕事を覚えた東京を離れた理由もものすごく地震が多かったから・・・、逃げ帰ってきたのが本当の理由です（たまたま名古屋の会社で誘ってくれたこともあったが）。

　津波や洪水、地震に常に脅えている人生なんてじいちゃんには考えられないことです。

　今購入しようとしている建売住宅も高台で地盤のしっかりとした場所にある耐震性能の高いもので、安心してayameちゃんを育てられる家を選んでいます。