小保方さんは、総スカン？

　理化学研究所の若いリーダーたちが共同声明を発表して、小保方さんの「未熟」という会見での表現に苦言を呈しているようです。

　理研の若いリーダーたちには、大学で研究するより多くの若い研究者や研究費が与えられていて、リーダーには研究者として日々精進するのは当たり前ですが、若い人を指導する立場にもあり、自分たちまで「未熟」者と思われては堪らないという思いがあるのではないでしょうか？

　論文の中に使われた画像の修正なんかは、研究者にあるまじき行為であると断罪し、こんなことでは優秀な研究者がみんな海外に流出するとまで言っています。

　そして、「研究の基本が分かっていない。理研のリーダーとしてふさわしくないのでは」とも語っています。

　ＳＴＡＰ細胞の発表では、あんなにマスコミに取り上げられて、他のリーダーたちはものすごく悔しい思いをしていたでしょう。

　それが「未熟な私」発言で、集団で小保方さんを追い込む姿勢になり、この際総攻撃して理研から追い出してしまおうという態度が見え見えの作戦です。

　理研幹部からも、研究仲間からも総スカンを食わされた形の小保方さんですが、ips細胞の山中教授からは「一緒に研究しよう」とお誘いされているようです（噂では）。

　理研は、小保方さんの不服申し立てに対して、来週にも回答を出すようですが、総スカン状態では彼女の思う良い結論は出ないでしょう。

　理研は彼女を解雇し、政府からの補助金増額を得るためにトカゲのしっぽ切りにまい進することでしょう。

　この問題で、理化学研究所の面々は、これまで築き上げてきた理研の歴史に泥を塗った雌猫みたいに感じてるんでしょうが、彼女を利用してたんまりと補助金を得ようとしていたあんたたちに罪はないのかとマスコミはなんでもっと掘り下げていかないんでしょう？

　理研の歴史って、研究費を獲得するためのドロドロの世界だったんじゃないのかなぁ～。

　「リケンのわかめスープ」を愛用してるじいちゃんですが、最近なぜか苦い味がするのは気のせいでしょうか？