五輪会場での酒類の提供の中止が決まりました。
世間から「オリンピックは巷と違うのか」などの批判が出ていたので、妥当な決定かと思います。
通常の状態ならスポーツ観戦に行って、酒を飲み飲み観戦するのもいいもんですが…。
まだ、子供たちがガキだった頃によく訪れたナゴヤドームでじいちゃんは少し早めにドームに着き、みそ串カツと子どもたちのポテトや弁当を買い、座席に座るとお姉ちゃんが「ビ~ル、いかがですかぁ~」と売っている生ビールを片手に、試合前のドラ戦士の練習を見てたもんです。
ゲーム前に2・3杯飲んで、ゲームが始まったら応援に専念するという観戦方法で楽しみました。
決定前に「会場での酒類の提供を…」という話が流れましたが、批判が高まる中、スポンサーのアサヒビールと協議を重ねたのでしょう。
アサヒとしても、こんな状況で酒類の販売をゴリ押ししても得策ではないと判断したんでしょうね。
会場での物販やロゴの使用に、IOCやJOCは巨額のスポンサー料を支払うことを条件に各業種1社のみとの契約を行い、暴利をむさぼっています。
こんな商業主義の大会なんて、やめてしまえ!
一社と契約するから、なんでも高くてかなわんわ。
それが目当てで契約する企業もほとんどでしょうが、競争原理が働かないのはおかしいでしょう。
プロ野球のように完全な商売ならいざ知らず、建前だけは「世界の平和」とか「人類の叡智」なんていう割には、独占主義の商売で金儲けしてるんだから始末に負えません。
コロナ禍の中で、無理やり観客を入れて開催される五輪会場で酒を飲ませてワイワイ大騒ぎしたら、感染リスクもうなぎ登り…。
そんなこと分かっていながら、契約を盾にして何とか押し通そうとする奴らの態度が気に入らん。
そんなことがまかり通るなら、これまでの飲食店の自粛や規制、酒類の提供禁止は一体何なのか?
スポンサーもアホじゃないから、今後のことを考えて泣く泣く自ら降りた(または菅政権のために降ろされた)というのが真相ではないでしょうかね。