8年ぶりに先発した岡田投手を待っていたのは、味方のミスから生まれた3失点…。
そして、チャンスに見逃し三振を重ねるベテラン選手…。
昨日のドラゴンズは、まったくいい所がなく1-7でベイスターズに敗れて連勝が止まりました。
1回表の満塁のチャンスにベテラン高橋周君が登場、このベテランが何かやってくれるかもと期待していましたが、結局見逃しの三振で無得点、嫌な流れを作ってしまいました。
この日は、高橋君にとっては最悪の一日になり、1回裏のベイスターズの攻撃の際には打ち上げたフライを深追いして取れず（屋外の球場で風の影響もあったが）、岡田君が何とか後続を抑えて失点にはならずに済みましたが、その後もチャンスで打席が回っても何もできずに終わりました。
このフライの失敗に臆した高橋君は、その後2塁後方に上がったフライは、すべてライトの鵜飼君に任せることになりました（最初からそうしとけば良かったのに）。
京田君は、4回裏に二遊間のゴロを後逸し、嶺井の２ランHRに繋げてしまいました。
この京田君の状況に、さすがの立浪監督も京田君を2軍に落とす決意を固め、ゲーム中に彼を帰らせたということです。
京田君は、昨年から続く打撃不振もあり、昨日まで16打数無安打…。
監督は「打つ打たないは調子が悪いから我慢しているが、守れなかったから。あとは、顔を見ていても全く精彩がない（新聞記事より）」と「守備は京田しかいない」と言っていた前言を取り消しました。
まあ、仕方ないわね。
ここまでよく引っ張って何とかならんかと模索していたようですが、遂に堪忍袋の緒が切れたということでしょうか。
開幕直前に足の怪我で出遅れていた高橋周君も精彩を欠いています（ベテランになって、練習量が減り過ぎたのか。それとも走り込みが少なすぎたのか）。
怪我だから仕方ないとはいうものの、開幕に向けて「そら行くぞ！」という時に怪我してるようじゃ～情けない。
一軍へ上がってから打つ方も、守る方も今一でチームの足をシッカリと引っ張っています。
これまでチームに貢献してきてくれたので言いにくいですが、ソロソロ後輩に道を譲る頃合いになってきたのかもしれません。
そして、この日の完全なる戦犯は、7回裏に登場した福投手です。
左の中継ぎは彼しかいないから左右のバランスがメチャンコ悪いのに、それに輪をかけて相変わらずひどい内容…。
じいちゃん、失敗続きの福がハッキリ言って大嫌い！です（失敗してもあのニヤついた顔はなんだ！）。
出てくりゃ～、なんだかわからん投球をして自ら相手にチャンスを与え、アッサリと失点する姿は不安以外の何物でもありません。
監督もそれが分かっているから、左投手が欲しい場面でも中々彼を使わないのが恒例になりましたが、さすがに間が空きすぎるのにヤバいかと思ったのか、福を使ってしまいました。
案の定、四球を与えたり安打やHRを簡単に打たれて、この回だけで4失点…。
左投手がいないからといっても福じゃぁ～これから先が思いやられます。
いっそのこと「左は俺しかいないから1軍には俺が必要だ」と図に乗ってる福も京田と一緒に2軍送りにしてください。
中継ぎ・抑えは、右にも左にも強い右投げ投手陣が揃ってるんだからね。
福の4失点で1-7になりガックリきたのか、昨日は「ミラクル８」も不発に終わってしまいました。
福が抑えてりゃ～、1-3で8回の攻撃が楽しみだったのに「ア～アッ！」という感じでした。
監督も多分同じだったでしょうね。
使えない選手は2軍に落とし、若い選手を上げて経験を積ませた方が、将来のドラゴンズのためになると思うんです（まだひ弱な左の若い投手でも福よりはいいかもしれない）。
鵜飼・岡林・石川昴のように必死で結果を出そうとしてる選手が犇めく中で、京田や高橋のような不協和音を呼ぶ選手は今のドラに本当に必要でしょうか。
これまでの実績はともかく、若手のレギュラー争いが壮絶なチーム、それが引いては将来の強いドラゴンズを創り上げていく糧になるというもんでしょう。
このままだと来年、京田・高橋周・福は戦力外リストに載るか、引退を迫られるか、他チームへの放出があるやもしれません。
現状を見る限り、そのくらいの荒療治をしないと彼らのためにもならないんではないでしょうか。
