ayameじいちゃんの日記かな?

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名城天守復元、EL問題

2023-06-13 09:31:17 | 日記
名古屋城天守閣の木造復元で、バリアフリー化のためのエレベーター(EL)を備えるかどうかの討論会で、健常者側から差別発言が出たのに、この発言に河村市長が反応しなかったと問題になっています。

市長は「討論会で起きた問題にしっかりと丁寧に対応する必要がある」と述べ、エレベーター導入方針などの判断を先送りする意向を示しました。

天守閣復元は、石垣の調査・修復も含め、遅れに遅れています。

障害者団体が「天守最上階まで上がれる昇降機の設置」を要求していますが、木造に執着する市長は、中々首を縦に振らず、健常者の差別発言まで飛び出して反対意見もあるようです。

まったく、誰のために復元するのか??

市民全員と名古屋を訪れる観光客のための公共事業でしょう。

これまでのコンクリート造りで再建された天守閣は、多くの市民の心の拠り所であったし、環境客が金を落としてくれる資産として活用されてきました。

それが老朽化して危険だということで、どうせなら最初に建てられた当時の木造で復元しようというのが市長の念願です。

「木造だからエレベーターは設置できない」という話に障害者団体が大反対運動を巻き起こしました。

まあ、当たり前のことでしょう。

そして、何年経っても解決の糸口が見つかりません。

建物のバリアフリー化が、当たり前のこの時代にそれこそ「障害者差別」と思われてもおかしくない方針に拘るのはアホみたいです。

市側の案で出てきたのが天守1階までのエレベーターの設置というもので、これも障害者側からすれば「アホ言うな」ということです。

誰が考えても妥協案にもなりません。

どうしても木造建築で復元したきゃ~、そのすぐ横に最上階まで上がれるエレベーターを設置すればいいんじゃないの?

そうしたら天守内部に設置する小型じゃなくて、通常のものができるでしょうに…。

天守のすぐ脇にエレベーター棟があると見栄えが良くないという人には、バリアフリー化のための最新の環境が整えられた天守閣の復元ということで理解してもらえば、国内ばかりでなく海外からも高い評価を得られるでしょう。

もちろん、エレベーター棟も木造で造れば日本の高い木造建築技術を世界にしら示すこともできます。

じいちゃんが考えつくような、こんな簡単なアイディアが本当にこれまで出てこなかったのか?

法隆寺の五重塔が千数百年もの間壊れずに立っているんだから、日本の木造建築は凄いんです。

そうした事実を過去から未来へ繋ぐための木造天守の復元でしょうに。

早く造らんと建築費用も高騰して、年々造りづらくなってしまいます。

健常者も障害者も、天守の最上階から共に移り行く名古屋市街を楽しんで欲しいもんですね。

この調子じゃぁ~、じいちゃんが生きてるうちには、できそうもありませんが…。

※内容の一部に新聞記事を引用しています。



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