名電敗れる

甲子園で行われている全国高校野球で、愛知代表の愛工大名電高校と徳島県代表の徳島商業が対戦して、名電は1‐2で敗れました。

第４試合で開始時間が遅く、ナイターゲームになりましたが、名電の戦いぶりはドラゴンズの現状のように何とも情けない印象がありました。

まあ、一言でいえば「徳島商の打線は、よく打つなぁ～」というもので、点差以上に押されていました。

相手投手は、大会屈指の投手という事で監督さんの予想も「得点の入らない厳しい戦い」というものでしたが、地方大会では５割近い強打者揃いの徳島に対して、先制点を挙げた以外は押されに押されていました。

愛知大会は、全国最多の175校が出場したのに対し、徳島大会は約6分の1の30校…。

数から見たら愛知代表の方がズッと厳しい戦いを勝ち抜いてきたように思えますが、負けたという事は、愛知県の高校野球のレベルが、ビックリするほど低かったと評価されても仕方ありません。

愛知の高校野球関係者の方には申し訳ないですが、選手強化のレベルが低すぎるんではないでしょうか。

昨年は、ベスト8に入った名電も、今年は1回戦負け…。

まあ、仕方ないと言えば仕方ないことですが、県勢の奮起を期待したいですね。

奮起を期待したいと言えば、ドラゴンズも同様です。

地方リーグしかない徳島に比べ、愛知県を地盤とするドラゴンズはプロ野球12球団の一角を担っているチームです。

応援するファンも多いはずなのに、ここ何年も上位進出を果たしていません。

今年などは、これまで惨憺たる成績です。

投手王国と言われながら、先発投手陣は総崩れの様相を呈して、チャンスに打てない打線の状態が続いています。

これじゃ～、愛知のスポーツがどんどんと下火になってしまいます。

そんな中、グランパスがJリーグで現在3位、天皇杯も今のところ勝ち進んでいます。

グランが、なんとか愛知のプロスポーツを維持してると言ってもおかしくない。

人気を二分する野球とサッカーの両輪が揃って頑張ってくれんと他のマイナースポーツにも影響が出てきます。

スポーツ大好き少年少女のためにも頑張って欲しいもんですね。