遂に、処理水海洋放出

じいちゃんち辺りでは、つい先ほどドエライ雷の落ちる音がして、雨がバァ～と降ってきましたが、今は少し落ち着いています。

今日・明日は雨模様になりそうで、少しは猛暑も和らぐのでしょうか。

昨夜のドラゴンズは、タイガースに延長10回裏に追加点を挙げられて３－４でサヨナラ負けしました。

先発の涌井投手は５回２失点と頑張りましたが、多くのチャンスを潰した打線に足を引っ張られ勝ち星を挙げることはできませんでした。

新聞によるとこの敗戦で、敵地で13連敗、負け越しは25に膨らんだということです。

5位燕とのゲーム差は5.5、燕と巨人の差が7.0とダントツのドベです。

昨日の京セラドームは、虎が好調という事もあり、3万６千人の満員でした。

延長で終了時間が10時半を過ぎましたが、熱狂的な虎ファンにとって素晴らしい幕引きとなったようです。

さて、政府は福島第1原発処理水を巡る関係閣僚会議で海洋放出を24日から開始することを決定しました。

海洋放出について岸田首相は「数十年の長期に渡ろうとも処理水の処分が完了するまで政府として責任を持って取り組む」と述べました。

そんなに長期間の海洋放出を、政権が変わっても維持できるんでしょうかね。

また、数十年間も同じような海洋放出を続けるんでしょうか？

問題となっている放射性物質のトリチウムを取り出す技術は確立されているということですから、それを完成させてトリチウムを取り除いた処理水を放出するとか、中国が言ってるように処理水を蒸発させて大気中に廃棄するとか、将来のことはどう考えているんでしょう。

中国はもちろん、韓国国民も一部がこの海洋放出に「断固反対！」と表明してるようで、東北沿岸の漁業者は風評被害を危惧しています。

韓国も中国も原発からトリチウム入りの汚染水を流し続けているのに、自分勝手な言い分がまかり通っています。

日本の原発処理水の海洋放出に文句を言うなら「まず自分とこからにしろよ」と言いたいですね。

でも、大爆発して炉心が溶けた原発からの処理水というヤバさがあることに間違いありません。

また日本政府のやり方に大きな問題があることも間違いありません。

汚染水を貯めるタンクが一杯になりそうだから、薄めて流すなんて発想は愚の骨頂です。

これまで一体何を考えてきたのか？

喉元に刃を突き付けられて、やっとのことで動き出す姿勢は、日本社会が抱える問題を先送りしてるのと全く同じ構造です。

LGBT問題なんて、その最たるもので多くの国々が性的少数者の保護を法律的にも認めているのに、頑として家父長制度を守り抜くという自民党政治家たちが蔓延る国会では前向きな検討さえできていません。

バブルから立ち直れなかったのも、責任逃れするばかりの政治家たちのせい！

数十年に渡って景気回復ができず、将来へのツケばかり増やしてきたのが奴らです。

同じ数十年を費やす海洋放出が、果たして日本の未来の国民にどんな災いをもたらすのか、今しか見えてない政治家たちは、将来の国民に何と言って謝るのだろう。

まあ、死んじゃっていないから関係ないか。

※内容の一部に新聞記事を引用しました。