花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

温室(大町)の花

2013年09月18日 | 大町自然観察園
アデニウム・オベスム  キョウチクトウ科 中央アフリカ原産
大きめで目の覚めるような鮮やかな色彩に思わず足を止めて!
多肉植物がたくさんある温室に咲いていました。











コチレドン ブッフホルツィアナ  ベンケイソウ科 南アフリカ原産
こっちは小さくてもぐっとくるような色と開き具合です


咲き始めの段階では花弁はまだ反り返らない

白いペンキを塗ったような材木の上に咲いてる!と見間違えそう

茎そのものが白くて感じがいいです



骨ほねした枝はサンゴの一種?とも見えてしまいました



台風が去ったあとに♪   あしきもの よきもの のこして おもみをしらしめて







ちょっとだけ秋

2013年09月16日 | 大町自然観察園
歩いていて最初に目に入ってきたのが マコモ でした。  九月初旬
去年は水元公園のマコモでひとり盛り上がりしたので今年は詳しいことは抜きにさらっと!
なんて偉そうに言ってもほとんど詳しいことは忘れてるので自分のために下に記しておきます。
その美しい姿にうっとりしてひとり悦にいってきました。
クリックすると下に出るようになりました。
http://blog.goo.ne.jp/5241065/s/%A5%DE%A5%B3%A5%E2 


雌しべしか見えない穂の出始めのときってとっても好き





ヒヨドリバナはふわっふわができて♪







場所によってはまだまだ花も健在です。

台風が近づいてきました。関東地方には今日の昼頃最も接近するそうです。
各地の被害情報が寄せられていますが最小限で通り過ぎてくれるよう祈るばかりです。

ピンクのバナナ!

2013年09月14日 | 大町自然観察園
ピンク色というより赤に近い色の小型のバナナ♪

もう1本も同じようにバナナになって!

一ヶ月位したらなんとなくふっくらしてきたみたい



あれぇ~ 割れてきてる!


こっちも半分くらいまで割れかかって!


自動でむけるバナナの皮  中味は白っぽくておいしそうというには程遠いけど。

皮をむかれたところを見る限りはきれいにむけてる!


食べても大丈夫そうです。でも黒い種が気になって食べづらいとか・・・
黄色に近いような花が咲くらしいので今度はその花も見てみたいです!

ヒヨドリバナ

2013年08月15日 | 大町自然観察園
ヒヨドリバナ キク科ヒヨドリバナ属   ヒヨドリの鳴く頃に咲く花だからですって



葉の表側 裏側は撮り忘れてる


モンシロチョウやほかの昆虫にも人気があるみたい


ヒヨドリバナってアキカラマツ同様ごちゃごちゃしていて・・・どうなってるの? 
クモが2匹隠れているのですが見づらいです。





頭花は5コ固まって咲く

ぴろぴろして細いものは2つに分かれた雌しべの長い花柱でした。


トリミングしてみてやっと雌しべが分かりました。

雄しべは下のほうに茶色く見えています。



ヒヨドリはいなかったけどほかの鳥はいます。
市川の自然観察園には動物園が併設されているのです。
網に囲われた鳥舎に入ると涼しかったので暑い道を避けるのに丁度よかった。
手前はシュバシコウかな 右横の真っ赤な鳥はショウジョウトキ


ベニイロフラミンゴもいます。くつろぎの場は大体決まっているようで大抵同じところにいます。

ハワイガンが人なつこく寄ってきました。

木々に囲まれている鳥舎の中は暑い日中でも比較的快適
動物園内は水が噴霧されている場所がありますがすぐに温水になってしまいそうです。
子供時代の夏とは一変して灼熱地獄状態が続き体力を奪われます。

アキカラマツ

2013年08月13日 | 大町自然観察園
立秋を過ぎてからの厳しい暑さに閉口します。頭がぼーっとしてさびついてる
アキカラマツという名前からでも秋を感じてみたいのに・・・キンポウゲ科カラマツソウ属


葉の形をしみじみ見てみると案外可愛い♪

大人の葉になると深みのある色になり落ち着いて見えます。



でも花となると頭の中と同じでもやもやしてる上にとらえどころがない

狙いどころも定まらず手こずります。

花弁はなく長い雄しべが幅を利かせています。萼片が白っぽく見える
真ん中でふりふりがあるように見えるのが雌しべだと思います。2~4コある






ブルーな気分を払拭するにはブルーで!
苞葉に毛が見えるケツユクサ  苞葉の先は少しとがって見えます。






ツユクサ  苞葉に毛は生えていなくて苞の先はケツユクサほどとがっていないです。



ツユクサを見るたび変わった花がないのか一応は頭に置いて探してはみても
目に入るのは上の2種類だけ
マルバツユクサでさえ植物園でしか見たことがありません。
いつかはほかの種類が出てくるかもしれないという希望は持ち続けて!!!

たそがれて・・・

2013年08月11日 | 大町自然観察園
しみ くすみをさらし はりも つやもなくして・・・
渋みを伴った終末の色 迫られる凄みが姿からにじみ出てくるよう・・・












あじさいさん、おつかれさん



あじさいさんはもう水分をとることができても潤えるような状態は無理として
若くてピチピチのカナムグラは自らの朝露でしっとりと潤っていました。
もっと朝早くなら水玉状態で葉の縁に残っていたかもしれない




飛びっきり若いガガイモ 葉も花も若さにあふれてはちきれそう

ツルだってこのとおりはりがあります!




花の色にわずかに違いがありました。白っぽく見えたガガイモ

淡いピンク色のガガイモ

正面からだと ヒトデみたい アリがうろうろしてます

横顔も中々です!

花弁の先をくるっと丸めて!ここをもっと強調すればよかった

ミズタマソウ

2013年08月09日 | 大町自然観察園
みずたまそう 水玉草 ミズタマソウ 連呼したら涼しげに響くかしら・・・

葉の形や立ち姿がすらりとして感じがよくて♪

小さくて白い花で

丸い子房の部分に毛がいっぱい生えて!これが水玉のように見えるからミズタマソウ

花弁は4枚に見えるけど2枚だけです。





2裂した白い花弁は2枚 うす緑色の萼も2枚 雄しべ2コに雌しべ1コ
釣り針みたいな鉤型の透き通って見える毛が周り中にあります。
花弁の根元にある透明で水滴のように見えるのは「甘い蜜」なのかな♪


果実の時期になると子房に溝が4本はっきり出てくるそうです。



ミズタマソウを写していたとき  視界の隅っこになにかが動いている気配を感じていました。

何かと思ったら小さな虫がカナムグラの葉の裏側や表側をよちよち歩いています。

大きさは6~7ミリ 背中になにかつけてるのか元々こんな形なのかどうなんでしょう。
カビとか地衣類のようなものを乗っけているように見えました。




昨日は水元公園でやはりこちょこちょ動いている虫を見ました。
こっちの虫は白いふわふわを乗っけています。


ちゃんと足があります!

ずっと調べていてやっと正体が分かりました。といっても素顔は分からない
クサカゲロウの仲間の幼虫でした。ゴミ背負い型などと言われているみたい
カモフラージュするためにアブラムシなどの食べ残しを背負うそうです。
下の写真の右のほうに写っている白いものを乗せたのかもしれない・・・
草や木の枝に白いものがついているのをよく見ます。これって油虫か何かの死骸?


クサカゲロウの卵がタコノアシにぶら下がっていたのを前に見たし、幼虫も見たし
次はいよいよ成虫!という順番になるけど虫が良すぎると無視されそう

アキノタムラソウ

2013年08月07日 | 大町自然観察園
きれいに撮れたことがないアキノタムラソウがたくさん咲いていました。 シソ科アキギリ属








かなりの毛深さ 細かな毛というより腺毛ばかりに見えてびっしり

今さらになってアキノタムラソウの素性を認識したような感覚です。触ってみればよかった
どれくらいのベトベト感なのか触れてみないと分からない



花弁にまで腺毛が見えました。ふたつのおしべは花粉を出し始めているように見えます。
めしべの柱頭はまだ開いていない おしべから熟す雄性先熟



おしべは役目を終えるとだらんと下がっていました。
めしべの柱頭は成熟しつつあるみたい


下のほうの葉 

上部の葉



温室に入ってみたら純白の美しい花弁に出会って♪





白いハイビスカスと共にときを過ごしてきました!

ミソハギ

2013年08月05日 | 大町自然観察園
水元公園で去年はミソハギと付き合っていました。
ここ大町の自然観察園でもミソハギはたくさん見られます。


黄緑色の葉をしたカナムグラが大いに幅を利かせているので
なにを撮ってもカナムグラがちゃっかりそばで写ります。



ここのミソハギはどんなタイプなのかな!  これではよく分かりません。

雌しべが長いです! これは長花柱花でした。

もっとよく分かるように!と別の場所でも見てみたらやっぱり雌しべの長いタイプでした。

どれもこれもみんな同じ ほかのタイプはないみたい


花が散った後 散ってもなお!というところかな





めしべが短かったり中間の長さの雌しべも一切なくて面白味に欠けました。



消失するドキドキ感に追い討ちをかけるようにハエドクソウときたら
例外なく毎度毎度ボケばかりで全く処置なし






ハエドクソウの名前の由来は草に毒性がありそれをハエとり用に使ったことからだそうです。

メディニラ・マグニフィカ

2013年07月31日 | 大町自然観察園


夢の島温室の鉢植えで見たのと同じ花が地植えになって咲いていました。
鉢植えよりずっと大きくよく茂って花がまだ落ちずにいたのでじっくり見てきました。





苞葉が大きい

咲いている花が多かったです!





雄しべが目イッパイおしゃれしているよう  色と形でアピールしているみたい



夢の島と市川とふたつの温室 どちらもそれぞれに特徴があります。
同じ花であっても植え方の違いがあったりすると感じが変って見えました。
まだ気がついていない植物があるかもしれない 新発見があったらいいです!