日々の事から

日々のあれこれ
by Kirari

義父の想い.. 2

2015-01-06 23:56:33 | 戦前生まれの哀しさ
ツヅキ。

そこで義父が盛んに言い出したのだ。

『Y夫(義母の弟)の車なら、たくさん積めるぞ。
そんな荷を積めんような車はよして大きいのにすりゃえぇんだ
これを何度でも大きな声で繰り返す。

正直、『はぁ?何それ』と食ってかかりそうになった。
でも、義理の父だから我慢した。

義父は、普段でもお金の節約が過ぎるので、こちらは閉口してる。
待機電力すら嫌い、コンセントをいちいち抜く。
気持ちは解るが、年間数千円節約したって、他に無駄な出費があったりコンセント傷むのと どっこいどっこいな気がする。

ただ、うちの母とは一つ違いで、戦中戦後に小学校低学年だった世代の哀しい習性だと同情もする。
だから だんなの実家に行った時には、無駄な軋轢を生じないように慎重に行動しているのだ。

義母には、
「だんなは自分が『こう』と思ってる時には手は出せないんですよ。」とか、
「Y夫叔父さんみたいな車は、うちの車の倍くらいするんですから買い替えませんよ?そんなんで。」とかと、
注釈はしといた。


義父は自覚があるが、『ごうがわく』という気噴る性格である。
つまり、かっとすると溶岩のように腹でくすぶり続けるんだろう。


ツヅキ‥

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義父の想い..

2015-01-06 23:05:25 | 戦前生まれの哀しさ
正月休みも終わり、帰宅の為に荷物を車に積んだりしていた。
うちの車はスポーツタイプの乗用車なので4ドアセダンでトランクのみ。

だんなの実家は標高が高い場所にある為に、意外に気候が違う。
何泊もすると衣類に困る事があり持って行ったもので着回ししたり、着るものなくて困ったりする。

そういう不便しながら気も遣うし、不満を抑えての停泊となる事も度々である。


車に、土産にくれた野菜やら何やら積んでいたら、私の積み方が悪くて入らなくなってしまった
だんながひと通り積み直す羽目となる

こうなると、私が手を出しても邪魔にされる為、傍観していたら、だんなの成長してからの性格を知らない義母が見かねて荷物を運ぶのを手伝い出した。

すると、だんながやはり『手伝わんでいいから置いといて!』と大きめの声で言った。

成長してから、無言が多かっただんな。
私とは大喧嘩もするし普通に会話するけれど、親たちとしてはコミュニケーション不足なはずだから、だんなの性格は掴みかねるだろう。
たまに出す大声に驚きもしただろう。


そしたら、義父に波及してしまったのだ



ツヅク‥
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