ようやく終わってくれたか..

地元の盆踊り。

もう、子どもも大きいので、見に行くこともしない。

ここの盆踊りは、大変つまらない。
踊る人は、会場を訪れる全体の２割くらいじゃなかろうか。

よりましに『踊り保存会』の皆さんを呼び、彼女ら数名は殆どが60代以上なのに若い世代が踊りに混じらない中でも踊り続ける。
今年などは暑さが堪えたことだろう。
本当につまらない状況なのだ。

私は小学生の頃、トヨタ自動車社員にむけて造られた団地に住んでいた。
本当かどうか知らないが、豊田市はトヨタ自動車がなければ、以前からの住民は1割くらいと聞いたことがあるくらい活気に満ち、盆踊りなど、やぐらを囲んで3重くらいの円ができていたものだ。

2時間踊り続けるのは本当に楽しかった。
子どもなので、足が棒のようだった。
でも曲のイントロで踊りが浮かぶほど好きだった。


今はどう？

振る舞われる無料の飲み物を何杯も飲みながら、お喋りし、子どもが走り回っても注意もしない。
踊っている人にぶつかったりして、それが悪者みたいになるなんて、
踊っている人が見せ物みたいだなんて、本当に馬鹿げている。


今日の9時までで終了。
ようやく普段の静けさになった。


行かない人間にとってはうるさいだけの余興。


予報どおり気温も下がり、虫の声が涼やかである。


はぁ、安堵。