『TOKYO!』の『メルド』しか観たことなかったけれど、レオス・カラックスの『ホーリー・モーターズ』に行ってきた。ユーロスペースの小さなほうの劇場だったとは言え、大作やってるシネコンよりも席が埋まっているという。
レオス・カラックス自身は『HUGE』のインタビューやパンフレットでのインタビューでも、本作をSFと評している。これって、フランス映画や彼の作品の知識に乏しく、リテラシーや文脈を共有していないない人間の僻みかもしれないけれど、SFという言葉を都合の良い様に使っているだけじゃないかという懐疑の念が。最近のデヴィッド・リンチのように本人もよく意味を分かっていない映像の塊に見える。ちなみにレオス・カラックスが13年間もの間、長編を撮れなかったように、デヴィッド・リンチも映画を撮れず今や音楽家になっている。
とは言うものの、意味が分からなくても冒頭のモーションキャプチャーシーンをはじめとして映像の衝撃は素晴らしく、主演のドニ・ラヴァンの鋼のような肉体は驚きであると同時に、劇映画の振りはしているものの劇映画ではない(映像的な意味はともかくとして、物語に関しては監督自身も良く分かってない。)ためところどころ眠たくなってくるシーンも多いのだけれど。だからこそ、この映画を劇場で観る意味があるんじゃないのかとも思えてくる。これをみんなで観ること。
ちなみに本作のパンフレットに寄稿している中では、西嶋憲生さんという映像評論家(多摩美の教授?)の過去作品へのオマージュへの言及が面白かったです。これを頼りに過去作品を勉強してみよう!
これを観て、ちょっとでもピンときたら観にいったほうが。
とか思っていると、4月27日からイメージフォーラムで『TOKYO!』でも監督していたミシェル・ゴンドリーがまさかのドキュメンタリータッチの劇映画、『THE WE AND I』が公開になるじゃありませんか!シュールな映像美で注目されてきた、一方でこの人の作品は基本的には物語りもある。楽しみ!
レオス・カラックス自身は『HUGE』のインタビューやパンフレットでのインタビューでも、本作をSFと評している。これって、フランス映画や彼の作品の知識に乏しく、リテラシーや文脈を共有していないない人間の僻みかもしれないけれど、SFという言葉を都合の良い様に使っているだけじゃないかという懐疑の念が。最近のデヴィッド・リンチのように本人もよく意味を分かっていない映像の塊に見える。ちなみにレオス・カラックスが13年間もの間、長編を撮れなかったように、デヴィッド・リンチも映画を撮れず今や音楽家になっている。
とは言うものの、意味が分からなくても冒頭のモーションキャプチャーシーンをはじめとして映像の衝撃は素晴らしく、主演のドニ・ラヴァンの鋼のような肉体は驚きであると同時に、劇映画の振りはしているものの劇映画ではない(映像的な意味はともかくとして、物語に関しては監督自身も良く分かってない。)ためところどころ眠たくなってくるシーンも多いのだけれど。だからこそ、この映画を劇場で観る意味があるんじゃないのかとも思えてくる。これをみんなで観ること。
ちなみに本作のパンフレットに寄稿している中では、西嶋憲生さんという映像評論家(多摩美の教授?)の過去作品へのオマージュへの言及が面白かったです。これを頼りに過去作品を勉強してみよう!
これを観て、ちょっとでもピンときたら観にいったほうが。
とか思っていると、4月27日からイメージフォーラムで『TOKYO!』でも監督していたミシェル・ゴンドリーがまさかのドキュメンタリータッチの劇映画、『THE WE AND I』が公開になるじゃありませんか!シュールな映像美で注目されてきた、一方でこの人の作品は基本的には物語りもある。楽しみ!