素人裸足稲作日誌 ~晴耕雨読ライフ~

イキイキ・伸び伸び、充実した『晴耕雨読』な生活を恋女房と二人慎ましく過ごしながら米作り・野菜作りに汗を流しています。

久々のまとまり雨。

2015-11-08 20:36:04 | 日記

田んぼも起こしてあるし、あぜの草も刈り切ったし、野菜工場にはいいおしめりになったし、一昨晩、昨晩と遊び歩いたので、今日はおとなしくおウチでおとなしく、おとなしく、おとなしく。はい。
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エベレスト3D鑑賞する。

2015-11-08 09:24:42 | 日記

昨日、封切りとなった『エベレスト3D』を見に、イオンモール東員<とういん>まで出かけた。三重県内での上映館は、ここしかないので、仕方なしの遠出となった。遠いんさな、東員って。
1996年、実際に起こったエベレストでの大量遭難をもとに作られた映画。タイトルどおり、全編3D。ヒマラヤの広大な大自然を立体的に感じ取ることができるが、あまり集中して物語に入り込むと、船酔いした気分になるかも。物語は『猿の惑星-新世紀ライジング-』『ターミネーター新起動』等で、最近売出中のジェイソン・クラーク演じる登山家ロブ・ホールを軸に進捗。世界最高峰エベレストに登頂した隊が、猛烈な嵐の中、命を懸けて生還を目指すというストーリー。実際にあった話だけに、いかに表現されているか、大変興味深かったが、少しエベレストを登るという行為そのものを端折ってるかな?感はあったものの、序盤退屈な時間帯があったことは否めないものの、山vs人間の大胆な描写と、登山家を取り囲む家族・スタッフ等の心象風景もちゃんと描かれていて、大変見応えのある作品だった。ぜひ。


映画終了は、23:10!23号線に乗り、日付変更線を超えるまでに何とかウチに着けそうだ。
車中、いつもはそんなに映画評論しない恋女房様が、『嫁のお腹に子供がおんのに、あんな登山したらあかんわ』だの、『エベレストの上の方って酸素無いの?なんでそんなとこ行くの?』だの、ウチに着くまでさっきまで見ていた映画の話に花を咲かせていた。よほど、彼女にとっても、久々に見応えに見応えがあった映画やったんやろな。その昔、ナンチャッテ登山家だったオイラは、ある程度、その山のことを見聞きしていたので映画の内容も大体は想像できたが、恋女房には、あの山は死の山なんやとは、決して思わんといてほしい。確かに、加藤保男氏、尾崎隆氏と言った名だたる尊敬すべき日本人クライマーを不帰の人にした山ではある。が、それ以上に頂を見上げる人々に愛される山であることも事実。植村直己氏の日本人初登頂、田部井淳子氏の女性世界初登頂、三浦雄一郎氏の世界最高齢登頂に、沸き、感動を与えた山でもあるのだから。エベレスト登頂は無理でも、エベレスト3D鑑賞はぜひ行ってみてはいかがでしょ?



この映画が封切られた昨日、平成27年11月6日(金曜日)。植村直己氏・平林克敏氏とともに日本人初のエベレスト登頂者として名を刻んだ松浦輝夫お亡くなりになられた。81歳。昭和45年5月11日、日本山岳会のエースの一人として、全世界にこれ以上高いところはないという場所に28歳という若さで足跡を残した氏。若い時代のすべてを賭した場所の映画が封切られた日に旅立たれたというのは、彼と山との『何か』なのかも知れない。ご冥福をお祈りいたします。
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