白鑞金’s 湖庵 アルコール・薬物依存/慢性うつ病

二代目タマとともに琵琶湖畔で暮らす。 アルコール・薬物依存症者。慢性うつ病者。日記・コラム。

Blog21(番外編)・二代目タマ’s ライフ256

2024年01月26日 | 日記・エッセイ・コラム

二〇二四年一月二十六日(金)。

 

早朝(午前五時)。ピュリナワン(子猫用)その他の混合適量。

 

朝食(午前八時)。ピュリナワン(子猫用)その他の混合適量。

 

昼食(午後一時)。ピュリナワン(子猫用)その他の混合適量。

 

夕食(午後六時)。ピュリナワン(子猫用)その他の混合適。

 

爪を切った翌日。昨日のことはもう忘れた表情。昼寝の時間を除いて早朝からぬいぐるみをドリブルしてひとり遊びに精を出すタマ。飼い主がぬいぐるみを投げてやるとたったと走ってキャッチ。足元で一度しっかり押さえ込むと少し離れたところで待ち構え、もっと遊んでとなかなかお利口な一日。

 

黒猫繋がりの楽曲はノン・ジャンルな世界へ。ジャースキン・フェンドリックス。映画のサントラ。音楽理論なら幾らでも知っている作曲家がなぜこのようなサントラをあえて作るのか。いつも感心を覚える。


Blog21・新自由主義は容赦しない2

2024年01月26日 | 日記・エッセイ・コラム

富裕層をも併呑するばかりか富裕層の間にヘーゲル流の弁証法を持ち込み容赦なく押し進めるシステムであることはすでに述べた。しかし低所得者層が全滅するのかといえばそうではなく、加速する新自由主義社会の中で早くも没落し始めており今後ますます没落していく富裕層が徐々に今の水準の低所得者層を構成することになる。

 

前回までの引用。

Blog21・「粛清への意志」としての新自由主義 - 白鑞金’s 湖庵 アルコール・薬物依存/慢性うつ病

Blog21・「粛清への意志」としての新自由主義 - 白鑞金’s 湖庵 アルコール・薬物依存/慢性うつ病

二〇二四年一月十九日。次の記事をエントリした。「『自助』困難な国と自己責任論の断末魔」Blog21・「自助」困難な国と自己責任論の断末魔-白鑞金’s湖庵アルコール...

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ニーチェのいう人間の「平均化、一般化、凡庸化、家畜化」について再び引用しておこう。

 

「われわれの行為、観念、感情、運動すらもーーーすくなくともそれらの一部分がーーーわれわれの意識にのぼってくるということは、長いあいだ人間を支配してきた恐るべき『やむなき必要』の結果なのだ。人間は、最も危険にさらされた動物として、救助や保護を《必要とした》、人間は《同類を必要とした》、人間は自分の危急を言い表し自分を分からせるすべを知らねばならなかった、ーーーこうしたすべてのことのために人間は何はおいてまず『意識』を必要とした、つまり自分に何が不足しているかを『知る』こと、自分がどんな気分でいるかを『知る』こと、自分が何を考えているかを『知る』ことが、必要であった。なぜなら、もう一度言うが、人間は一切の生あるものと同じく絶えず考えてはいる、がそれを知らないでいるからである。《意識にのぼって》くる思考は、その知られないでいる思考の極めて僅少の部分、いうならばその最も表面的な部分、最も粗悪な部分にすぎない。ーーーというのも、この意識された思考だけが、《言語をもって、すなわち伝達記号》ーーーこれで意識の素性そのものがあばきだされるがーーー《をもって営まれる》からである。要すれば、言葉の発達と意識の発達(理性の発達では《なく》、たんに理性の自意識化の発達)とは、手を携えてすすむ。付言すれば、人と人との間の橋渡しの役をはたすのは、ただたんに言葉だけではなく、眼差しや圧力や身振りもそうである。われわれ自身における感覚印象の意識化、それらの印象を固定することができ、またいわばこれをわれわれの外に表出する力は、これら印象をば記号を媒介にして《他人に》伝達する必要が増すにつれて増大した。記号を案出する人間は、同時に、いよいよ鋭く自分自身を意識する人間である。人間は、社会的動物としてはじめて、自分自身を意識するすべを覚えたのだ、ーーー人間は今もってそうやっているし、いよいよそうやってゆくのだ。ーーーお察しのとおり、私の考えは、こうだーーー意識は、もともと、人間の個的実存に属するものでなく、むしろ人間における共同体的かつ群畜的な本性に属している。従って理の当然として、意識はまた、共同体的かつ群畜的な効用に関する点でだけ、精妙な発達をとげてきた。また従って、われわれのひとりびとりは、自分自身をできるかぎり個的に《理解し》よう、『自己自身を知ろう』と、どんなに望んでも、意識にのぼってくるのはいつもただ他ならぬ自分における非個的なもの、すなわち自分における『平均的なもの』だけであるだろう、ーーーわれわれの思想そのものが、たえず、意識の性格によってーーー意識の内に君臨する『種族の守護霊』によってーーーいわば《多数決にかけられ》、群畜的遠近法に訳し戻される。われわれの行為は、根本において一つ一つみな比類ない仕方で個人的であり、唯一的であり、あくまでも個性的である、それには疑いの余地がない。それなのに、われわれがそれらを意識に翻訳するやいなや、《それらはもうそう見えなくなる》ーーーこれこそが《私》の解する真の現象論であり遠近法である。《動物的意識》の本性の然らしめるところ、当然つぎのような事態があらわれる。すなわち、われわれに意識されうる世界は表面的世界にして記号世界であるにすぎない、一般化された世界であり凡常化された世界にすぎない、ーーー意識されるものの一切は、意識されるそのことによって深みを失い、薄っぺらになり、比較的に愚劣となり、一般化され、記号に堕し、群畜的標識に《化する》。すべて意識化というものには、大きなしたたかな頽廃が、偽造が、皮相化と一般化が、結びついている」(ニーチェ「悦ばしき知識・三五四・P.393~395」ちくま学芸文庫 一九九三年)

 

これまでの富裕層が徐々に今の水準の低所得者層を構成することになるというのはこのような事態をいう。どんなことが起こってくるだろうか。

 

「これこそは《責任》の系譜の長い歴史である。約束をなしうる動物を育て上げるというあの課題のうちには、われわれがすでに理解したように、その条件や準備として、人間をまずある程度まで必然的な、一様な、同等者の間で同等な、規則的な、従って算定しうべきものに《する》という一層手近な課題が含まれている。私が『風習の道徳』と呼んだあの巨怪な作業ーーー人間種族の最も長い期間に人間が自己自身に加えてきた本来の作業、すなわち人間の《前史的》作業の全体は、たといどれほど多くの冷酷と暴圧と鈍重と痴愚とを内に含んでいるにもせよ、ここにおいて意義を与えられ、堂々たる名分を獲得する。人間は風習の道徳と社会の緊衣との助けによって、実際に算定しうべきものに《された》」(ニーチェ「道徳の系譜・第二論文・P.64」岩波文庫 一九四〇年)

 

ただ単なる「数字あるいは記号」と化す。ほとんどすべての日本人が世界の中の低所得者層として今後取り扱われていくことになるだろう。その意味では悲惨というほかない非日常的な生活様式が逆に日常となる随分変わった「平等」が実現するかもしれない。極めて奇妙な「平等」が。

 

そうなると二〇四〇年問題や二〇五〇年問題を現在の感覚で予想して絵図を描いてみてもおそらく当ては外れるほかない。予測不可能なほど大量の人間が幼少児童から後期高齢者まで今の水準でいう低所得者層へ置き換えられるわけで、考えようによっては映画「ブレードランナー」が瓦解したような世界へ改変されていくかもしれない。

 

さて、この一月も残すところ六日。グローバル規模で有効な政策の一刻も早い企画立案検討実施に期待したい。


Blog21(番外編)・アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて681

2024年01月26日 | 日記・エッセイ・コラム

アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて。ブログ作成のほかに何か取り組んでいるかという質問に関します。

 

末期癌の母の朝食の支度。今朝は母が準備できそうなのでその見守り。歩くのも相当辛そうだがなぜか軽い朝食準備だけはかろうじて動ける。

 

午前六時。

 

前夜に炊いておいた固めの粥をレンジで適温へ温め直す。今日の豆腐は太陽食品「胡麻豆腐」。1パックを椀に盛り、水を椀の三分の一程度入れ、付属のたれみそを入れ、レンジで温める。温まったらレンジから出して豆腐の温度が偏らずまんべんなく行き渡るよう豆腐を裏返し出汁を浸み込ませておく。おかずは白菜の漬物。

 

漬物は浅漬けよりさらに塩分をきった程度。タッパーに移して冷蔵庫で保存しておいたもの。

 

昨日昼食。トマト(一個)。茶碗蒸し。

 

昼寝。

 

昨日夕食。焼サバ(小3切れ)。

 

テレビ「ニュースウォッチ9」を見る。

 

夜間の吐き気。午前二時三十分頃に唾液湧出。起きる。その後の睡眠は三時間ほど。午前五時にドンペリドン服用。

 

夜間も含めて今朝の吐き気は多少おさまっているように思える。

 

参考になれば幸いです。

 

今朝の音楽はデューク・ピアソン「TWO MILE RUN」。


Blog21・NIHIL NOVI SUB SOLE そっくりロックソング当てクイズ53

2024年01月26日 | 日記・エッセイ・コラム

(1)リコリスリコイルのテーマ

(1’)JEFF BECK

(2)母をたずねて三千里のテーマ

(2’)アイルランドトラッド

(3)SHARON SHANNON

(3’)STING

(3’’)アイルランドトラッド

(4)優里

(4’)美郷あき

(4’’)HENRY WORK

(5)石川智晶

(5’)松山千春

(5’’)JOSE FELICIANO


Blog21・「アンチ全体主義」入門(仮)へ向けて3

2024年01月26日 | 日記・エッセイ・コラム

 

Blog21・「アンチ全体主義」入門(仮)へ向けて3 - 白鑞金’s 湖庵 アルコール・薬物依存/慢性うつ病

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