白鑞金’s 湖庵 アルコール・薬物依存/慢性うつ病

二代目タマとともに琵琶湖畔で暮らす。 アルコール・薬物依存症者。慢性うつ病者。日記・コラム。

Blog21(番外編)・二代目タマ’s ライフ257

2024年01月27日 | 日記・エッセイ・コラム

二〇二四年一月二十七日(土)。

 

早朝(午前五時)。ピュリナワン(子猫用)その他の混合適量。

 

朝食(午前八時)。ピュリナワン(子猫用)その他の混合適量。

 

昼食(午後一時)。ピュリナワン(子猫用)その他の混合適量。

 

夕食(午後六時)。ピュリナワン(子猫用)その他の混合適量。

 

遊んでやっている時に顔を見る。目が大きいタイプなのは確かだと思っていたが、よく見てみると子熊に似ている。目が合うととぼけた風情をみせ、たちまち飼い主の手からするりと抜け出す。逃げ出すわけでもなく近くをうろうろ。もう少し遊んでくれるかもと考えているらしい。それにしても熊とは思い付かなかった。

 

保護された時からしばらく目やにが酷くて両目とも見えなかったため、目が開いて始めて見た生き物の姿が人間だということもあるのだろう。さらに物心ついた時からずっと家猫だということもあるだろう。地域猫のような厳しい生存環境を知らない。あと一ヶ月半ほどで成猫になるというのに目だけは子猫のまんま。子熊の顔に子猫の目。いたずら好きでおっちょこちょいで甘えん坊。う~ん。

 

黒猫繋がりの楽曲はノン・ジャンルな世界へ。ジャースキン・フェンドリックス。映画のサントラ。音楽理論なら幾らでも知っている作曲家がなぜこのようなサントラをあえて作るのか。いつも感心を覚える。

 


Blog21・<母の名>なき日本

2024年01月27日 | 日記・エッセイ・コラム

東京地検特捜部が自主的にやめたのか圧力がかかったのか知らないが、おおかたの予想通りここというところで頓挫した形になった「政治資金の謎」。日本の警察が駄目ならアメリカのCIAに伝えるという方法もあるわけだが。中国人民解放軍でも構わない。アメリカと中国とは日本のマス-コミが煽り立てているほど険悪ではない。どちらか一方だけの世界になればそれこそ両者ともにどんな商売も立ちいかなくなる。当たり前だ。

 

ところで、戦後なぜアメリカは英語教育を率先させるだけではなく、むしろ高等教育機関へ行けば行くほど中国語やロシア語、その他多言語に秀でる人材育成を奨励したし今なおしているのだろうか。アメリカが日本にとって情けない醜態をさらすようになればそれをすぐさま補完する体制が世界レベルで構築されている証拠である。互いに義理ができれば後でそれに見合うぶんだけ返せばいい。とりあえず日本の「父」はアメリカだという「形式」を取ってはいても。

 

この事情については先日ジジェクを引用しつつのべた。

 

「カフカは<母の名>を相続する」

Blog21・カフカは<母の名>を相続する - 白鑞金’s 湖庵 アルコール・薬物依存/慢性うつ病

Blog21・カフカは<母の名>を相続する - 白鑞金’s 湖庵 アルコール・薬物依存/慢性うつ病

カフカはなぜ父の名を相続せず母の名を相続したのか。「カリフォルニア流にいえば、カフカは、父親に対する深刻な態度障害を抱えていた。カフカが母親の名前を取って『レー...

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Blog21・カフカは<母の名>を相続する2 - 白鑞金’s 湖庵 アルコール・薬物依存/慢性うつ病

Blog21・カフカは<母の名>を相続する2 - 白鑞金’s 湖庵 アルコール・薬物依存/慢性うつ病

カフカの父はカフカにとって何であったか。先にこう述べた。Blog21・カフカは<母の名>を相続する-白鑞金’s湖庵アルコール・薬物依存/慢性うつ病カフカはなぜ父の...

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Blog21・カフカは<母の名>を相続する2(補遺) - 白鑞金’s 湖庵 アルコール・薬物依存/慢性うつ病

Blog21・カフカは<母の名>を相続する2(補遺) - 白鑞金’s 湖庵 アルコール・薬物依存/慢性うつ病

現場の実際について。今のアルコール・薬物依存症者の中でもなお多数を占める典型的ケースはすでにモデルケースと化して久しい。一九七〇年代「高度経済成長」の時期。アル...

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日本にとって父の機能は日本のみを除くすべての戦勝国で分かち持たれていることを忘れてはいけないだろう。

 


Blog21・新自由主義は容赦しない3

2024年01月27日 | 日記・エッセイ・コラム

前に述べたように、加速する新自由主義はヘーゲル弁証法に従って富裕層を二分裂させ「主人と奴隷との弁証法」を演じることを強制する。さらに述べたが、これまでの低所得者層は全滅しない。没落し「奴隷」の側へ置き換えられる富裕層の低所得者層化は加速するわけだが、その部分はこれまでの低所得者層へ編入される。低賃金労働力としてプールされる。新自由主義は世界的システムであって、低所得者層の大群を世界各地に保存しておくことで、機械だけでは商品になれず剰余価値を実現することもできない「生産/流通/金融」すべての過程で人間労働力予備軍として配置・再編をおこなう。後者の世界化はヘーゲル弁証法とは別にドゥルーズらが言及した世界のリゾーム化によって可能となった。

 

これまでの引用。

Blog21・新自由主義は容赦しない2 - 白鑞金’s 湖庵 アルコール・薬物依存/慢性うつ病

Blog21・新自由主義は容赦しない2 - 白鑞金’s 湖庵 アルコール・薬物依存/慢性うつ病

富裕層をも併呑するばかりか富裕層の間にヘーゲル流の弁証法を持ち込み容赦なく押し進めるシステムであることはすでに述べた。しかし低所得者層が全滅するのかといえばそう...

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さて、低所得者層の相対的増加傾向の加速が見込まれるわけだが、人間関係の変化も労働形態の変化とともに押し進められる。これまでの低所得者層の中にこれまで富裕層だった部分が新しい低所得者層として参入してくる。これまでの低所得者層というのは、個人的な怨恨がない限り、特に富裕層一般に対して恨みもつらみを持っているわけではない。

 

新参の低所得者層はいう。「これからお世話になります」。古参低所得者層はいう。「お互い仲良くやっていきましょう」。

 

あまりにも低すぎるコストは労賃を生まない。少なすぎる労賃は消費に回らず逆にますます現状維持かより一層の生活状態の切り詰めのためだけに貯蓄される。もちろん不要不急の商品は見向きもされない。買われない商品は商品として剰余価値ひとつ生まない。となるとそれはもう商品ではない。あっさり廃棄される。企業努力は無駄に終わる。そのことがかえって資本主義を激怒させる。世界化された「公理系」を乱すからだ。

 

「資本の身体は、脱土地化した社会体ではあるものの、同時にまた他の一切の社会体よりも情け容赦のない社会体でさえもある。資本主義の採用した公理系は、種々の流れのエネルギーを、こうした社会体としての資本の身体の上で束縛された状態に維持するものなのである。これとは逆に、分裂症はまさに《絶対的な》極限であり、この極限においては、種々の流れは、脱社会化した器官なき身体の上の自由な状態に移行することになる。だから、こういうことができる。分裂症は資本主義そのものの《外なる》極限、つまり資本主義自身の最も深い傾向のゆきつく終着点であるが、資本主義は、この傾向をみずからに禁じ、この極限を押しのけおきかえて、これを自分自身の相対的な《内在的な》極限に(つまり、拡大する規模において、自分が再生産することをやめない極限に)代えるのだ、と。資本主義は、自分が一方の手で脱コード化するものを、他方の手で公理系化する。相反傾向をもったマルクス主義の法則は、こうした仕方であらためて解釈し直されなければならない。したがって、分裂症は資本主義の全分野の端から端にまで浸透している。しかし、この資本主義の全分野にとって問題であるのは、ひとつの世界的公理系の中でこの分裂症の電荷とエネルギーとを連結しておくことである。この世界的公理系は、新たなる内なる極限を、脱コード化した種々の流れの革命的な力にたえず対立させているものであるからである。こうした体制においては、脱コード化と、公理系化とを(つまり、消滅したコードに代わって到来してくる公理系化とを)区別することは、(たとえ二つの時期に区別することでしかないとしても)不可能なことである。種々の流れが資本主義によって脱コード化され、《そして》公理系化されるのは、同時なのである。だから、分裂症は資本主義との同一性を示すものではなくして、逆にそれとの相異、それとの隔たり、その死を示すものなのである。通貨の種々の流れは、完全に分裂症的な実在であるが、しかし、これらの実在が現実に存在して働くことになるのは、この実在を追いはらい押しのける内在的な公理系の中においてでしかない。銀行家、将軍、産業家、中級上級幹部、大臣といった人々の言語活動は、完全に分裂症的な言語活動であるが、この言語活動が作動するのは、ただ統計的に、つながりが平板単調なる公理系の中においてでしかない。つまり、この言語活動を資本主義の秩序の維持に役立てる、あの公理系の中においてでしかない」(ドゥルーズ=ガタリ「アンチ・オイディプス・第三章・P.294~295」河出書房新社 一九八六年)

 

例えば開催予定の「大阪万博」。どこからどう見ても「不要不急」にしか見えない。資本の「公理系」の現在地からみればもはや時代遅れもはなはだしい。「資本主義の維持に役立」ちそうにない。にもかかわらず国からも負担分が捻出される。どうにもこうにも意味不明というほかない。


Blog21(番外編)・アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて682

2024年01月27日 | 日記・エッセイ・コラム

アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて。ブログ作成のほかに何か取り組んでいるかという質問に関します。

 

末期癌の母の朝食の支度。今朝は母が準備できそうなのでその見守り。歩くのも相当辛そうだがなぜか軽い朝食準備だけはかろうじて動ける。

 

午前六時。

 

前夜に炊いておいた固めの粥をレンジで適温へ温め直す。今日の豆腐は太陽食品「胡麻豆腐」。1パックを椀に盛り、水を椀の三分の一程度入れ、付属のたれみそを入れ、レンジで温める。温まったらレンジから出して豆腐の温度が偏らずまんべんなく行き渡るよう豆腐を裏返し出汁を浸み込ませておく。おかずは白菜の漬物。

 

漬物は浅漬けよりさらに塩分をきった程度。タッパーに移して冷蔵庫で保存しておいたもの。

 

昨日昼食。トマト(一個)。茶碗蒸し。

 

昼寝。

 

昨日夕食。各種煮物。サトイモ、イカ、ニンジン、白菜など、どれも少しずつ。味の濃さや固さがやや異なるだけでずいぶん違ってくる。そんななかでなぜか意外にもコンニャクは用意したぶんのほとんどを食べた。

 

テレビ「ニュースウォッチ9」を見る。

 

夜間の吐き気。午前二時三十分頃に唾液湧出。起きる。その後の睡眠は三時間ほど。午前五時にドンペリドン服用。

 

夜間の吐き気は定期的。食後すぐの嘔吐はしばらく見られないものの治療薬服用後の嘔吐はしばしば。もったいないとは思うが嘔吐すると体が楽になるため無理に我慢する必要はなさそう。

 

参考になれば幸いです。

 

今朝の音楽はデューク・ピアソン「WITCHCRAFT」。