実母からのモラルハラスメント

実母からモラルハラスメントを受けて数十年。
終焉を迎えました。

怒り

2008-12-01 | 母というひと
「母に心を引き裂かれて」(クリスティーヌ・A・ローソン著)
を読み終わり、昨日から「モラルハラスメント/人を傷つけずにはいられない」
(マリー=フランス・イルゴイエンヌ著)
を読み始めた


「母に心を引き裂かれて」は、私の言いたいことがすべて書いてあると思う内容ったので、心にスーッと沁みていく感覚だった

「モラルハラスメント」を読み出してからは、なぜだか「怒り」が湧いてきた
ほんの4分の1くらいなのだけど・・・

そこには精神的虐待を巧妙、かつ陰湿に行うモラルハラッサーのいくつかの例が挙げられている。
被害者に感情移入し、こんなに酷いことをされるなんて!
と怒りが湧いたり、母と重なって、いかに酷いことを私にしてきたかを改めて
知り、そのとき自分が無力だったことに悔しくなったり・・・

過去の出来事に怒ってもどうしようもないことはわかる
さらに、これから予想される出来事に対してシュミレーションすると、また怒りが湧いてくるのだ
まだなにも起こってないというのに。


こんなことに怒る私はおかしいのだろうか?

私は母に対して、まだ冷静になれない
「恨み」が深いのだ
復讐してやりたいと思ってしまう
これじゃまるで母といっしょだ


「同じ目に合わせてやりたい」


母はいつもこのやり方で私や夫を虐めてきたのだ
夫(父)はともかくとして、私は本来向けられる怒りの原因ではない
原因は祖母や父にあったはずだ



子供の頃、よく言われたことは

「そんなことをしたら酷い目にあわせるよ」

だった


母はそれが教育と思っていたようだ
脅し、罰をあたえ、恥じをかかせ、痛い目に合わせれば
子供は失敗しなくなる
母はそう考えたのだろう



その結果


子供は恨みを持つことになった