母のことが「嫌だ」と思い始めたのはいつの頃からなのだろう
幼い頃のクリアは記憶はせいぜい小学校入学時くらいから。
それ以前は断片的だ
~記憶を紐解いてみた~
=反抗期=
私にもやってきた
6年生くらいからだろうか
母にひたすら反抗していた
口うるさくて、ヒステリーで私の意見は無視
力ずくで押さえつけられる
やつあたりされているという自覚はこの頃からあったと思う
6年生の記憶
それは私の初潮
性教育を全くしなかった母
私はナプキンをスーパーなどで見かけることはあったけど、何に使うかは全く知らなかった
教育を怠けていたのか、タブー視していたのかはわからない
6年生のときに初潮を迎えた私
母はサニタリーショーツを1枚しか与えてくれなかった
成長期でもあったせいか、私の経血の量は多かった
腹痛に苦しみ、貧血になって保健室へと倒れこんだこともある
その当時は現在のナプキンほど工夫がされていなかったので、ショーツが汚れることも多かった
私は替えのショーツが欲しいと訴えた
だが母の答えは
「お金がない 高くて買えない」
だった・・・・・
母の言葉に説得力はない
特別リッチというわけでもないが、父は役職についていたし
兄を私立高校に通わせ、外食も旅行もするごく普通の家庭
娘の生理用ショーツを買えないほど窮している家ではなかった
どんなに頼んでも買ってくれそうもなかったので
私は自分のお小遣いで買うことにした
それでもどこに売っているのかわからなかったので、母と一緒に買いに行った
当時の私のお小遣いは500円くらいだったお思う
ショーツは1か月分の小遣いくらいはしていた
母はレジで私にお金を出させて支払いを済ませた
ショーツの値段にびっくりして
買って欲しいとか、分割にしてもいいか?と再三頼んだが、
答えは「NO」だった
母は倹約家だったから?
いや違う
私にお金を使いたくなかったのだ
私に使うお金を出し渋るのは、その後もいろいろと続いた
「お嫁にいくときに立派に支度するため」という理由もあった
だから、その日のためにあらゆることを出し渋ることを娘は理解し、感謝しなければいけないそうだ
バカバカしい
結婚式の立派な支度?
それはアンタが嫁ぎ先の家にびっくりされて、
こんなすごい家柄のお嬢様をもらえるなんて!とひれ伏されるため
「自分」が賞賛されるためにやったこと
ただの妄想だったんだよ!!!
だから妄想通りに事が運ばないとキレる
アッちゃん あちらのお母さんなんか言ってた?すごい着物ねって言ってた?タンス誉めてた?○○買ってもらったってちゃんと報告してよね
え?なにも言ってなかったって ヘンな家ね! 悔しがってるのね!!
たった1枚のショーツを買ってもらえなかった気持ちは
アンタみたいな人間にはわからないんだ
見栄っ張りな性分のおかげで、私はどんなに辛い想いをしてきたか
見栄はつまり「嘘」なわけで
それを暴かれたとき、母は屈辱を感じるだろう
暴きたい!
そう思ってしまう
そんなに難しいことではないので。
幼い頃のクリアは記憶はせいぜい小学校入学時くらいから。
それ以前は断片的だ
~記憶を紐解いてみた~
=反抗期=
私にもやってきた
6年生くらいからだろうか
母にひたすら反抗していた
口うるさくて、ヒステリーで私の意見は無視
力ずくで押さえつけられる
やつあたりされているという自覚はこの頃からあったと思う
6年生の記憶
それは私の初潮
性教育を全くしなかった母
私はナプキンをスーパーなどで見かけることはあったけど、何に使うかは全く知らなかった
教育を怠けていたのか、タブー視していたのかはわからない
6年生のときに初潮を迎えた私
母はサニタリーショーツを1枚しか与えてくれなかった
成長期でもあったせいか、私の経血の量は多かった
腹痛に苦しみ、貧血になって保健室へと倒れこんだこともある
その当時は現在のナプキンほど工夫がされていなかったので、ショーツが汚れることも多かった
私は替えのショーツが欲しいと訴えた
だが母の答えは
「お金がない 高くて買えない」
だった・・・・・
母の言葉に説得力はない
特別リッチというわけでもないが、父は役職についていたし
兄を私立高校に通わせ、外食も旅行もするごく普通の家庭
娘の生理用ショーツを買えないほど窮している家ではなかった
どんなに頼んでも買ってくれそうもなかったので
私は自分のお小遣いで買うことにした
それでもどこに売っているのかわからなかったので、母と一緒に買いに行った
当時の私のお小遣いは500円くらいだったお思う
ショーツは1か月分の小遣いくらいはしていた
母はレジで私にお金を出させて支払いを済ませた
ショーツの値段にびっくりして
買って欲しいとか、分割にしてもいいか?と再三頼んだが、
答えは「NO」だった
母は倹約家だったから?
いや違う
私にお金を使いたくなかったのだ
私に使うお金を出し渋るのは、その後もいろいろと続いた
「お嫁にいくときに立派に支度するため」という理由もあった
だから、その日のためにあらゆることを出し渋ることを娘は理解し、感謝しなければいけないそうだ
バカバカしい
結婚式の立派な支度?
それはアンタが嫁ぎ先の家にびっくりされて、
こんなすごい家柄のお嬢様をもらえるなんて!とひれ伏されるため
「自分」が賞賛されるためにやったこと
ただの妄想だったんだよ!!!
だから妄想通りに事が運ばないとキレる
アッちゃん あちらのお母さんなんか言ってた?すごい着物ねって言ってた?タンス誉めてた?○○買ってもらったってちゃんと報告してよね
え?なにも言ってなかったって ヘンな家ね! 悔しがってるのね!!
たった1枚のショーツを買ってもらえなかった気持ちは
アンタみたいな人間にはわからないんだ
見栄っ張りな性分のおかげで、私はどんなに辛い想いをしてきたか
見栄はつまり「嘘」なわけで
それを暴かれたとき、母は屈辱を感じるだろう
暴きたい!
そう思ってしまう
そんなに難しいことではないので。