![](/.shared-blogzine/decokiji/deco0906_night/header.gif)
![](/.shared-blogzine/decokiji/deco0906_night/header.gif)
今年の夏は暑い!でもその中で紗の着物をさらりと着こなして歩くと「涼しそうですねえ」とか「いいですねえ」と声をかけて頂くことも多いです。
洋服でも暑い。でも着物は袖を隠すので直射日光を浴びないだけ幾分か涼しいですね。身八口や襟、袖などから風が入るので意外と涼しい。お腹に晒を巻いているのでそこで背中の汗を止めるので意外と大丈夫。脱いだ後がすごいですけど・・・・・。衣紋を大きめに抜くと涼しいです。
先日浴衣に足袋のお嬢さんを見かけましたが、浴衣には足袋は不要です。半襟を付けて着物のように着るならば必要でうすが、今はレースの物もあるので見かけも涼しく見せられます。工夫してほしいですね。
普通の夏帯をお太鼓に締めると暑苦しいので半幅帯などで楽チンにしたりしますが、このお腹を温めるということはとても重要。暑いのですが夏バテ防止にはとても良いのです。冬はもっともです。
私自身は「大うそつき」とか「なんちゃって」はやらないので、しっかり襦袢を着ます。肌着を工夫して汗取りが出来るようにします。その分暑くはなりますが、着物を守るためには仕方がないのです。
自分は浴衣をあまり着ません。というのも浴衣はあくまでも「湯帷子」ですから家の中限定だと思っているからです。でもお祭りには着て行くのもいいかなと言いわけ^^;それでも昼は濃い色、夜は白系と変えて着ます。一枚しかない場合や一枚を買う場合はいつどこへ行くのかを決めてから買い求めるのがよいでしょうね。中間色のものならいいでしょう。クリームやピンク、緑、などは重宝するでしょうね。その中でも絹紅梅や綿紅梅は半襟を付けるとちょっとした着物にも見えるので便利です。
帯もずいぶん買い求めましたが、締める帯は限定されます。買い置きとしては置いてありますがこんなにいらないだろうなあとは思います。
猛暑日に着物。我慢大会状態です。
三泊四日で関東・東海へ出かける事になりました。最初は勿論着物で出かける予定で準備を始めたのですが、気温が暑すぎて大変じゃないか?と言われて躊躇していたのです。
でも!今日になってやっぱり初志貫徹しようと思いました。出来るだけTPOに合う限り着物で生きて行こうと決意したのですから、頑張りたいなと、こうなると意地ですね。
意外だと言われたこともあるんですが、着物旅行の方が荷物が少ないのです。何しろ着物は小さく畳めるので荷物がコンパクトになる。また帯か着物のどちらかを二つ持てば印象が変わるので「毎日同じ」にならずに済むのも女性にはありがたいのです。最近リバーシブルの着物を手に入れたのでこれまた便利。ドレスコードに合わせて洋装は沢山必要ですが、着物は格の上げ下げが楽なのです。
足袋はお風呂のときに一緒に入って洗う。そのあとにバスタオルでくるんで踏む。そうしてから部屋に干すと一晩で乾きます。半襟は二枚付けて行って汚れたら外す。でも半襟もそんなに汚れないので二・三日は大丈夫。
今回はどうしても途中で洋装になるので、荷物が多いのですが仕方ないです。それでも着物は小さく畳んで隅っこにいれておけます。草履も平たいから邪魔じゃない。何より一番好きなことは長い移動時間に肩が凝らないこと。草履で足の指の間にある「つぼ」を押して解消できるのです。腰も痛くならない。冷房で冷えてもお腹周りは暖かいので体調を崩しにくい。(冬はその反対になりますね。)
着物に慣れると汚さないから気にならないし、雨も大丈夫なように化繊にするとかの工夫も出来ます。
着物だとレストランでも良い席をもらえたり、サービスがあったり、ラッキーも多いです。海外だとなおさらです。
最近のスーツケース(キャリー)のなかにも「和テイスト」なものもあって着物でも違和感なく持ち歩けます。うれしいです。でも着物バッグなるものはあまり使いません。便利には出来ているのでしょうが、小さく畳めるという点を見逃している。もっと小さく作ってくれればいいのに・・・と残念です。畳めない人にはいいかもしれませんけどね。
私の究極の裏ワザ。
帰りに疲れたら帯枕を外して角出し風にしてしまうこと。時間があればトイレに駆け込んで帯を半幅に変えます。最近はパウダールームも備えてあって着替えもできるので楽。お太鼓から半幅に変えて電車に乗ると楽です。家に帰るという最後の日のみですが・・・・・。
着物旅行。大丈夫です。