初心者の間、つまりはアベレージ150を超えるまではボールはポケットボールと呼ばれる第一投用のボール一個で充分だと思います。ずっとそうやって練習してきて今役にたっているので、この理論には自信があります。
最初からカバーボール(曲がらないボール)を使ってスペアーカバーを覚えてスコアをアップしてもその後の成長につながらないのです。
フックするボールをコントロールして様々なアングルを投げ分ける練習をしておいてからカバーボールでスペアーの確立を挙げるというのが一番上達の早い方法だと思うのです。
初心者の内にカバーボールに頼ると、アジャストが難しくなる。結局はポケットヒットも出来ないのに、残りピンをカバーボールで取りに行くのは無謀。カバーボールは10番残り(7番残り)などに限定して使うべきだと思うのです。
私自身は右投げですから10番残りにカバーボールを使いますが、ツレは4・7残りも使う。私は5番より右側が残ったらカバーボールを使い、左側だとポケットボールを使うと決めています。バゲット残りは悩むところですが、ピンアクションが欲しいのでカバーボールを使う事はしません。
長い間そうやって投げていてアベレージ200を超える事も多くなってきたので間違っていないと確信があるのですが、どうにも最近の初心者はボールに頼りがちですね。
そのボールも消耗品だという事を理解できないでいる。ただ、買い替えの早い人もいます。お金もちなんだなあと思いますが^^;
ヘビーオイリー用・ミディアム・ドライ・カバーボールと基本は四つかな。それから曲がり系、曲がらない系、軽いものがあればいいかな。すると7つ。同じボールでもドリルレイアウトで変わるし表面の加工によってもリアクションが多少変わるので、プロは数個準備するようですね。理想ですけど、余りにもボールが多すぎてもチョイスに悩みそうです。
Pリーガーでもある「モリサナエ」プロは10個は持ち歩くとか。そんなにあってもどれを投げたらいいか余計に悩むのではないかしら?と思います。
今自分に合っているボール、信用しているボールを一個選べれば何とかレーンに対応できるように思うのです。
古いボールを大事に投げている人もいます。でもそろそろ限界かな?と言うと「なんで?」と不満そう。内部のコアが劣化したり、表面素材がオイルによって変化してボール本来のリアクションが望めなくなったら変え時ですよ。どんなにメンテナンスしても限界はある。
でも限界寸前で変えておいて、我が家ではジュニアにあげています。ツレのメインボールは16ポンド。私が15ポンド。軽いもので14ポンド。もっと軽いもので13ポンドの後半があり、それをお兄ちゃんにあげました。ツレは私の軽い15ポンドをプラグして開け直し、15の前半にして投げたりします。疲れた時やスイングの練習に軽いボールは役にたつのです。
振り回さず力任せにせず、じっくり投げる練習に丁度良いらしい。
女性で15ポンドは普通だと思うのですが、それでもまだ驚かれますね。
怪我が治って再開するときには軽めのボールから始めるべきなのか、筋トレを充分にしていきなり15から投げるか悩むところですが、握力と腕力がありすぎるので、軽いものだと振り回してコントロールが付かなくなる恐れがある。
Aちゃんは来月の全国大会に一個しか持っていかないと言います。まあ練習してから決めるそうですが、速いレーン用と遅いレーン用と二個はあってもいいかなと思うのです。カバーボールは持っていません。
家族全員が大会に参加するとボールだけでもすごい数。ツレが5個、私が5個、子供たちが二個ずつ。車の後ろが下がっている・・・・。コワ。